2015年4月Apple銀座シアターで受けたワークショップは、iPhoneの基本、iCouldの基本、写真の使い方、Macの基本、iMovieの基本、Pages、Keynote、Numbers。その時間を通し僕はここで働きたいと思ったが、自分のITリテラシーの低さに無理だと感じ自らバイアスをかけトライせず、当初の予定通りスターバックスで働き始める




 僕はSTARBUCKSペディ汐留店で1年半働いた。なぜSTARBUCKSだったのかといえば、飲食は全ての職業の基本と聞いたがそれまで経験がなかった事
本田直之さんが人気のある飲食店で学生の頃バイトしていた話を読んだ事
当時STARBUCKSで働くと就職に有利という言葉を聞きその原因を知りたかった事

最後にドン・キホーテで働いている時よく口癖だった「スタバで働きたい」が理由




 飲食未経験の僕はベースがなく。初めはかなり苦戦した。ここでの経験は空港にいる感じで8割は日本のお客様だったが、2割は海外の方。旅行者が来るおそらく上階のコンラッドの影響だろう
英語接客に関しては、簡単な英単語のパターンを数個作ればカウンターでの接客も笑顔があればOKで喋りかけられ分からない時は、影ながら支えてくれたイギリス生まれの帰国子女にアウトソーシング。当時まだGoogle翻訳の精度は今日程ではなかった




 ここで気づいた事は日本のお客様は包む文化の影響か、時にコーヒーではなく紙袋屋さんか?!と錯覚するほどSTARBUCKS紙袋を頻繁に持ち帰るが、海外のお客様やバックパッカーは、ほとんどが手持ち。また少し嵩ばる時でも簡易ペーパーバックに入れてsimpleに持ち帰る。この行為にCoolと痺れた




 また、STARBUCKSのドリンクを作る際のステップ管理オペレーション、たとえばStep1,ミルクを入れる Step2,ショットを落とす Step3,ミルクをスチームする 

S4,ミルクを注ぎ完成。

それまで工程を分ける概念がなかった僕には衝撃的だったしプログラミング思考の原点になっている
そしてSTAFFに求められるスタースキル
・「自身を保ち、さらに高めていく」
・「相手の話を真剣に聞き、理解する努力を怠らない」
・「困った時は助けを求める」
この2つは僕の現在のベーシックスキルになって心に刻まれている




 ずっと日本人に囲まれて鎖国状態だった僕はSTARBUCKSで働いた事で、海外の方や海外のバックグラウンドを持つ人たちの考え方は全く違う。そして違っているからこそ良いという多様性を実体験し思考が自由になれた





 そして働く前はがむしゃらに動いていたが、この経験を通してそれまでのがむしゃらに動く行動から考えて自ら動く「考動」に変われたと思う
余談だが、この時ドリンクのカップにいつも名前を書いて用意しておいたら、コンラッド東京のマネージャーに気に入られスカウトを受けた。しかし英語が出来ず断念した悔しさがある




 働き始めてそろそろ1年が経とうとしていた当時日経平均株価は1万5千円代ビジネス街の店舗は、225の数字に影響を受けやすく仕事は楽しかったが、売り上げは芳しくなかった。そのため人件費が重い話が出て来た。僕よりもコーヒーへの情熱があるSTAFFがシフトに入れないのを見ていて僕は自分に違和感を感じていた
 




そんな時、ミルクをスチームしながら、客席でお客様が開いているMac Book Airを目にして、、、
「あれ、ひょっとして僕はSTARBUCKSに惹かれたのではなく。STARBUCKSで見かけるMac Book Airに惹かれたんじゃないのか」と問い掛け初める(続