「LESS is MORE」。 

この言葉をご存知ですか?  

最近は、多くの人がいろんな場面で使うようになったので、Camperのみなさんも聞いたことはあるでしょう。

おそらく、わがアニキ
本田直之さんの2012年のベストセラー『LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた』が、この言葉の認知度を一気に高めたと思います。 


ちなみに、ぼくが10年以上愛用し、アンバサダーを務めた「HAGLOFS」の最軽量ライン『L.I.M』 シリーズも、「LESS Is MORE」の略であり、「最小限で最大限のパフォーマンスを」がコンセプト。


「LESS is MORE」は元々は、
自然と調和したミニマリズムな建築を生み出したドイツの建築家、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの言葉です。 


「LESS is MORE」という言葉は、「より少ないことは、より豊かなこと」と教えてくれます。 

これは建築の世界に限らず、現代のライフスタイルデザインにおける重要な思想や考え方と言えるでしょう。ぼくは、禅的ともいえるこの言葉がずっと大好きで、「Less is Freedom」「Less is Beautiful」という言葉を好んで使うようになりました。 


どんなに大きな名声や大金を手にしていても、
今この瞬間、目の前にある「本質的な豊かさ」と「小さな幸せ」を見つけ出し、それを味わい、感謝するという感性を持たない限り、人は決して幸せになれません。

先週は、
「人は誰もがアーティスト」にも通じる、マインドフルネスに生きること、どうすれば自分を取り戻すことができるかお伝えしました。

今週は、
LESS is MOREという思想をヒントに、自分の暮らしや人生をより豊かにする「ミニマル思考」についてお伝えします。   

 

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ミースの建築思想が最も反映された「ファンズワース邸」
 

 





【LESS is MORE 〜 シンプルに生きるために大切な4つのこと】 


1.余白を持って簡素に暮らす

かのレオナルド・ダ・ヴィンチは、
「シンプルさとは、究極の洗練である」
という言葉を残しています。

「シンプルに生きる」とは、
無駄なものを削ぎ落とし、制約や縛りから自身を解放し、身軽になること。
不要なノイズや荷物を減らして、自分や家族にとって本当に必要なものを見極める努力をし続けること。

それは、日々の暮らしと仕事の空間に、
「余白」をつくることでもあります。

モノが少なければ、空間を広く感じられ、
心に余裕が生まれるもの。
すると、所有するモノすべてを把握でき、命であるモノ1つひとつに意識を持つことができ、愛情を注ぐこともできる。

そして、
愛情を注がれたモノには命が宿るというのがぼくの考え。

逆に、
愛せないモノに埋め尽くされた空間は、あなたの心と人生を、気づかぬうちに深くむしばんでしまう

つまり、
あなたや家族が、
心から好きだと思えるモノしかない余白のある空間こそが、心のゆとりと真正の豊かさを暮らしにもたらすのです。
いま一度、「
よりシンプルに」「よりミニマルに」という信条を人生の軸にしてみてください。

※可能ならこのタイミングで《Space Design 02| 6th》をチラ読みして、自分の周りの物理的なノイズを見直してみてください!