先週のワークを通し、「自分のための時間を持つ大切さ」を感じ取れただろうか。
今週も引き続き、人生のテーマを見つけるポイントを押さえ、内なる声との対話を深めていこう。
先週、先々週は、「過去〜現在」と自分の歩みを振り返ってきた。
今週は「未来」にスポットを当てていく。
それは、本物の願望や衝動をリストアップする「やりたいことリスト=ドリームリスト」づくり!
人生デザインにおけるこのリストの重要性は、古いCamperやぼくの著書を読んでくれてきた人ならもう説明不要だろう。
ここで「やりたいことリストはもう作ってるし、もういいかな」と思ってるあなたへ、大切な提案を2つ✌️
まず、中学1年生からこのリストをつけ続けてきたぼくは断言する。
このリストは、常に変化し続ける。
その時に自分が置かれた環境、精神状態、得られる情報、重ねてきた体験、年齢、社会状況などで大きく変わる。
多くの場合、「頭に侵入している(自分の本当の声じゃない=他人基準・社会常識的な)ノイズ」に多大な影響を受けているはず。 <「超ミニマル主義」より>
世の中や自分自身に大きな変化があった時は、頭をフルリセットして、ニュートラルな状態で(つまりゼロベース)で、まったく新たにこのリスト作りに取り組んでみよう。
そして、近年は前代未聞のコロナ禍で世界が一気にシフトした。
この巨大な社会変化と、新たな未来展望を受けて、あなたのマインドも間違いなく変化しているはず。
このタイミングこそ、新たなリスト作成にぴったり。
「もうやったからいい」ではなく、愚直になってぜひこの週末にリスト作りに集中してみてほしい。
( @TAKU/吉田拓哉 が教えてくれた、アインシュタインの名言「素直さは最大の知性」という言葉を思い出して😉)
おすすめは、遅くとも今月中には作ること❣️
一度でも作ったことがある人は、1時間あればOK。
もう1つの提案は「やりたくないことリスト」を書くこと。
これもやったことがあるCamperは多いだろう。
自分の心の本音を聞くのが苦手な人は、このある種のネガティブリストから入ることで、逆に「本当にやりたかったこと」が見えてくる。
ネガティブなことほど、人は感情的になる。
この「感情的=ある種の心の声」という仕組みを利用するのだ。
(ただし、感情的な感覚は時に心の声からかけ離れることもあるので注意を)
これらのリストは「ライフスタイルの羅針盤」になり、あなたの生き方をデザインしてくれる。
ちなみに、基礎的な解説をしておくと、ここLSD.Campでは「ライフスタイル=暮らし方+働き方+遊び方」。コレをお忘れなく☺️
自分の未来を思い描き、これらのリストを書き出す作業は、ライフスタイルデザインにおいて非常に重要だ✌️
「やりたいことリスト」とは、
「インナーボイス(内なる声)リスト」と呼ばれることもあり、欧米では、「バケットリスト(バケット=棺桶→死ぬまでにやりたいことリストの意)」と呼ばれているものと同じ。
ぼくは基本的にこれらすべてを「ドリームリスト」と呼んでいる。ただ「ドリーム」という言葉が「大きな大志を抱かないといけない」と勘違いされることがあるので、この言葉を慎重に使っている。
このリストづくりは、ぼくがこれまで全国の大学で100回はやってきた「ライフスタイルデザイン講義」で、学生たちに投げかけるワークでもある。
本気で取り組むと、やりたいことが見つかるだけでなく自身の強みを発見することができるすごいリスト。
ぼくは、人が未来の自分と向き合って強く輝き、大きく変化する瞬間を数多く目にしてきた。
ちなみにこのリストづくりは、アーティストプロデュースにおいても核となるツールだった。
アーティストの本質を見定め、彼らが人生でやり遂げたいこと(ライフテーマ)を引き出すことに大きく役に立った。