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Picture?width=200&height=200 四角大輔
2017/Oct/09 00:31

《Body & Mental Design | 2nd》人生のインフラ「体と心」を整える。

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いよいよLSD.Camp 2ndシーズンも3ヶ月目に入りました!

先週まで1ヶ月間に渡り「理想の空間&環境インフラのつくりかた」として、〈スペースデザイン〉についてじっくりと語ってきました。

今月は〈ボディー&メンタル・デザイン〉と題して「生きるため、働くための〝インフラ〟である、体と心」のメンテナンスがテーマです。


人生とは、長い旅のようなものです。

大好きなこと、本当にやりたいことをやるため、またはあなたのライフテーマをやり遂げるために「できる限り健康な体と心」があった方がいい。

「夢や目標をただ達成する」だけでなく、そういった「目的地」までのプロセス自体を楽しんだり、到達するまでの道のりすべてを味わいながら生きるべき。

これは、ぼくが大切にしている人生哲学です。


登山に例えてみましょう。

「山頂からの景色だけ」を目標に、体をボロボロにしながら、心の余裕もまったくない状態で、途中の景色も何も見ずに、「ツラい、苦しい」と、ただひたすら足下だけを見つめて、過酷な山道や、岩壁を登り詰め、やっと山頂にたどり着いたとしましょう。

でも......
山頂に立ったとき、晴れているとは限りません。


厚い雲で何も見えない......湿気の多い気候の日本での登山では五分五分の確率で、実際そういうことがあります。

あんなに苦労して大自然の中を進む山道を歩き続けたのに、途中の美しい景色はもちろん見逃した上に、遂にたどり着いた山頂からも景色も味わえない......

なんと悲しいことでしょう。

登山では、山頂からの景色だけでなく「途中すべての景色を楽しむべき」なのです。
そうすると、ゴールである山頂からの絶景が見えなくても、その登山自体に意味を見いだせますよね。

これは、登山を幼少期から続けてきて、何日間も山を歩き続ける長距離登山をライフワークにしているぼくだから断言できることでもあります。

もっと言うと。
何とかギリギリの状態で山頂にたどり着けたとしても、その後には、下山という全行程の残り半分が待っています。登ってきたときと同じ距離を再び歩かないと行けないのです。


山頂にたどり着いたけど、精魂を使い果たし、体調は最悪。
だとしたら、その登山は失敗です。

苦労して我慢して、無意味な代償を払って、ただ登頂するだけの登山に、意味はない。
それがぼくの考えです。

そして、もうお分かりだと思いますが、「人生もまったく同じ」ですよね。

例えば、ぼくがニュージーランド移住を果たしたとき、そのために費やした15年の間に、体を壊していたとしましょう。

睡眠不足やジャンクフード食によって肝臓を壊してしまっていたら。
日々の不摂生と悪い栄養バランスが原因で、運動時に膝を痛め再起不能となっていたら。
あまりのストレスで、心のバランスが完全に壊れ、慢性の鬱になっていたら。


そんな状態で、15年以上という長い長い山道を歩き続けて、ニュージーランド移住という目的地(山頂)にたどりつけたとしても、それは幸せなことなのでしょうか。


せっかく夢が叶ったのに、ゴキゲンに暮らせない。
体力を要する大好きな畑仕事や庭仕事ができない。
あの山の向こうにある秘密の湖まで歩いていけない。
大きくて美味しい巨大ヒラマサを釣ることができない。
イルカと一緒に泳げない。

長年ずっと追い求めてきた、ニュージーランドでやりたかったことができない(=山頂からの景色味わえない)ということになってしまいます......。


はっきり言います。
体や心を完全に壊してまで手にする夢に、価値はありません


例え、冒険やスポーツのような、危険が伴うアクティビティでも同じです。

「やっと本番を迎えるのに、その準備や練習時にケガをしてしまい、挑戦さえできない」
という状況になってしまったら、なんとも無意味ですよね......。

心身ともに最高の状態で、その「本番」に望み、全力で挑んだ結果、アクシデントに遭遇してしまい本番中に大ケガ......
そうなってしまってももちろん悲劇ですが、まだ諦めもつくでしょう。

でも、そもそも、その本番前にケガや病気になってしまうなんて......悔やんでも悔やみきれない......残念すぎますよね


「夢が叶う」というのは「人生のゴール(=終着点)」ではなく、「人生の本番のスタートライン」に立つことである。

と、ぼくは声を大にして言いたいのです。

ニュージーランド移住が叶ったあとのぼくの人生がまさにそう。
そして今、まさにその「本番の人生」を生きています。

ここ〈Lifestyle Design Camp〉の仲間である、Camperの皆さんはご存じのように、ぼくが健康な体と心を手にしていることで、より高いクオリティの人生を追求できています。

本番の人生(=夢が叶ったあとの人生)のためにこそ、健全な体と心という「インフラ」が必要なのです。


当然、ぼくが愛する長距離登山と同様に、その「夢」や「ライフテーマ」に向かう道のりは長く、ときに険しい場合もあります。

別の言い方をすると、
自分の夢やライフテーマに向かう一歩一歩そのものを楽むことができれば、必然的にあなたのモチベーションは長期間維持でき、パフォーマンスは高まります。
そして実は、その実現性も高まるのです(ときに早まることも!)。


人がワクワクしていたり楽しんでいる状態というのは、もっとも集中力が高まっていて、クリエイティブになっている状態

つまり、ぼくの言葉でいうと、理想的な「アーティスト状態」にいるわけです。
そうすると当然、肉体のパフォーマンスも、脳のパフォーマンスも、高い状態で維持できるわけです。

そのための「基礎」として、まずは、空間ノイズ情報ノイズ、人間関係思考ノイズを徹底的に除去する必要があるのです。
(そのための重要なメソッドは「ノイズレスデザイン」「スペースデザイン」と、過去2ヶ月に渡ってお伝えしてきました)


その次に重要なのは、
「あなた自身の心と体からノイズを除去し、あなたという生命体の純度を高める」
ことです。

そのために、体と心のメンテナンスが大切となってくるのです。
そしてそれこそが、ぼくが普段口酸っぱく言い続けている、「自分を徹底的に大切にすること」でもあるのです。


しかし、残念ながら多くの人が自分の心を守ろうとせず、自身の体の健康を後回しにし、気付かぬうちに「自分で自分を痛めつけて」しまっています。

そこで今週は、この「自分の自身を〝徹底的〟に大切にする」ために、もっともベーシックな考え方、〈ボディー&メンタル・デザイン〉の重要性についてお伝えしたいと思います。

(ある意味これは、ぼくがもっとも長い年月をかけて極めてきたことであり、もっとも得意とする分野です!)


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「自分を、何よりも誰よりも、とことん大切にする」

この言葉を聞いて、あなたはどのようなイメージが浮かびますか?

「自分を大切にする」というと、「周りに迷惑をかけながら自分勝手に生きる」と、誤解する人が多くいます。

でも、それは完全に違います。

ぼくは、「自分を大切にする」行為の第一歩は、自分の体と心という「人生インフラ」、そして日々の生活習慣という「ライフスタイル・インフラ」を整えることから始まる、と考えています。

一度しかない人生を最高のものにするために、これは絶対です。

例えば。
人生の夢を実現するためや、成し遂げたいライフワークをやり抜くため。
心から愛してやまない仕事で圧倒的な成果を出すため。
プロジェクトで驚異的なクリエイションを生み出すため。
ずっと歩きたかったロングトレイルを踏破するため!
小さい頃から追い続けてきたあの巨大魚を釣り上げるため!


といったことのためには、まずは、
「農薬や添加物」が少なく、「栄養バランス」の取れたちゃんとした食事をとること。

そして
「7時間以上の睡眠」と「定期的な休息日」をしっかり確保すること。
「セルフケア」の時間や、「運動」して体と心を整える時間を創ること。


ぼくは、これらを総称して「ライフスタイル・インフラ=人として営むべきあたり前の生活習慣」と呼んでいます。

ぼくがレコード会社プロデューサー時代、部下とチームメンバーには、「ぼくら(ビジネスパーソン)には、アスリート並みの体調管理が必要だ」と、本気で何度も伝えていました。

なぜなら、アーティストをプロデュ―スする仕事というのは、日々というより分単位で、アーティストの人生を決定づけてしまう判断や決断に迫られるからです。

不健全な体と心の状態では、判断力や思考能力が下がるだけでなく、仕事においてもっとも重要な直感力も鈍り、誤った判断を下してしまう可能性が高まります。

その結果、アーティストの人生を狂わせ、部下の人生でさえマイナス方向に導き、当然、あなたの人生にも大きな悪影響を与えてしまうのです。

そんなことが起きないようにぼくは、レコード会社時代、「健康オタク」と周りにバカにされるくらい体と心のメンテナンスを徹底し、「ライフスタイル・インフラ」の構築にかなりの労力とお金を費やしていました。
(今は、ここニュージーランド湖畔の森で、お金をかけずにさらにバージョンアップしています!)

実は、ぼくがヒットを継続的に生み出せた理由の半分は、ここにあるのです。

もっと言うと、「最高の自分=アーティスト状態」で生きることこそが、関わる人や組織、そして社会を幸せにするのです(これも断言します!)


つまり、「アーティスト状態」で生きること自体が、最高の社会貢献となるのです。

だから「自分をとことん大切にすること」とは、決して自分だけのエゴのために生きることではないのです。

自分を大切にし、最高のパフォーマンスを維持した状態で生きていると、毎日の景色はどんどん美しくなり、あなたの顔つきと目の輝きも増し、暮らしと仕事が、驚くほどいい方向へと導かれていくようになります。

これは、あなたが放つクリーンエネルギーが、周りを浄化していくイメージです。
個々がそういう生き方を追求し続けていくことで、「個人が、社会を、世界を、より美しくしていくことができる」と、ぼくは信じて日々の活動を続けています。


ぜひ今月は、あなた自身のため、人生をとことん楽しみながら歩き続けるために。
自分を徹底的に大切にして最高の状態で生き、「ライフスタイル・インフラ=整った生活圏と生活習慣を整え、安定した「人生のインフラ=心と体」を得るために行動してみてください。


そして、「自分を大切にすること」の本当の意味を、ぜひ、リアルに体感してみてください。

さて、ぼくが定期的に行うランニングのひとつに、「Long Slow Distance」というものがあります。

詳しくは別の週にお伝えしますが、このランニングメソッドの真髄は、
「歩幅をなるべく小さく、一歩ずつゆっくり。そして、できる限り長い時間走り続ける」
という点にあります。

どんなに体力があるランナーでも、本来の自分のペースや歩幅を無視して、猛ダッシュしたり、大股で走ったりすると、数百メートルで力尽きてしまいます。

人生も同じです。
急な変化や成長を望み、いきなり飛ばしたり、極端に大きく行動しようとしても、決して続きません。多くの人がそういうことをしてしまいがちですが、残念ながら、絶対にうまくいくことはありません。

厳しいことを言うと、そういうことを繰り返す人は、結局ずっと、変わらない人生のままなのです。

大切なのは、瞬間的にガンバルではなく、「継続すること」「コツコツ習慣化すること」です。
地球資源や自然環境への姿勢と同様、ここでも「サステイナブル=持続可能」であることが重要になってくるのです。


来週からはいよいよ、今日何度か触れた「ライフスタイル・インフラ」を整えるための三大要素「食事・睡眠・運動」に関するぼくが確立した最新メソッドお送りします。
ぼくがこれまで、自身のライフスタイルや働き方、長距離登山などの冒険を通してトライ&エラーを繰り返しながらデザインし、体系化してきた「人生インフラ」を安定させるための、体と心のメンテナンス法の具体例をお伝えしていきたいと思います。

今週のワークも、ぜひその準備として取り組んでみてください。


【今週のワーク】
1.「自分をとことん大切にする」ことについて、あなたが気づいたことはありますか?
読んで閃いたこと、思ったこと、何でもアウトプットしてみましょう。


2.「自分を大切にする」ために、あなたは何をやめますか?
何かを始めるだけでなく、何かをやめることも、素晴らしい第一歩なのです。


3.15分でも構いません。自分のために「独りの時間」を作って、自分の心と体をケアしてみましょう。
湯船で半身浴をすることだったり、何もせずアロマでリラックスするのもいいですね。


4.いつものフリースタイルコメントも!
1〜3をすっ飛ばしてもOK。関係ないコメントもOK。一言でも長文でも、アート作品でもOK。とにかく何でもOK!
大切なのはアウトプットです。ぼくも他のCamperも、あなたのコメントを大歓迎します!

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