10月のテーマは、「ライフスタイルインフラ(=人生の土台)である体と心のメンテナンス」。今週で2回目!


「体」と「心」は、みなさんの想像以上につながっています。
むしろ、「完全にシンクロしている」と言い切れます。

体(=ボディー)が健康を取り戻すと、心(=メンタル)は自然と安定します。
すると、意識をしなくても思考がクリアになって、集中力が高まり、その持続時間も長くなります。

その結果、あなたはよりクリエイティブになれて、創意工夫力もアイデア力も増し、仕事の生産性も、暮らしの質も高まります。

つまり体を整えると、頭脳もメンタルも健全化されるということ。

「体」の純度が上がる

「心」が軽くなる

「脳」がクリアになる

「体」が健康になる

「心」のストレス減少

「脳」の集中力が向上

「体」の活力が上がる

「心」がより健康になる

「脳」のパフォーマンスUP

「体」の動きがさらによくなる

「心」がより元気になる

「脳」の生産性も創造性も向上

「体」が……


というように、この「3つのインフラ」が無限に好循環し続ける「ポジティブスパイラル」に入ると、人生は一気に好転していきます(このスパイラルの実験と、成功体験を重ねてきた体現者のぼくが断言します)。

「先に整えるべきは心か、それとも体か?」


この問いに対しては。

上記の理論から、迷わずぼくは「体」と即答ます。

理由は簡単。
心を整えるメソッドはどれも抽象的で、そのあいまいさから難易度も高くなりがち。「心理学」や「哲学」の領域に入らざるを得ないのに対し…。


体を整える方法は具体的でわかりやすく、「栄養学」「生理学」「肉体学」「睡眠学」etc…というように、その多くが科学的な裏づけがされています


だから、ぼくが提唱する「ポジティブスパイラル」の第一歩は〝細胞の純度を高めて、体を整えること〟なのです。

生きる上でもっとも重要なインフラである体は、あなたが食べたもので作られます。

つまり、何を食べるかで、「人生が決まる」と言い切っていいでしょう。

「体内に取り入れるモノを意識すること」

「間違えて入れてしまったものを直ちに排出すること」

が、健全な体を正しく作り上げるために最も重要なメソッドです。

健康な肉体を手に入れる方法はシンプルで、基本中の基本を愚直に続けること。


食事以外では、早い就寝と上質で充分な睡眠、休息と定期的な運動が大切になります。
これらに才能や魔法は不要だし、決して難しいことではない、ですよね。

体から心へと純度の高まりが連鎖していくと、心と体をさまざまな病気や不調から守ることができます。

今週は、食事編!!
ぼくが実践して100%効果があった「4つの食生活メソッド」を紹介します。
これは言うまでもなく、ぼくがもっともこだわり続けている分野です!


【体と心を整える4つの食習慣】



1.食材は、生命力の高い無農薬・無化学肥料・無添加のものを選ぶ

LSD.Campの推薦映画『甦れ 生命の力』の主人公である、薬に頼らないことで有名な小児科医師、真弓定夫先生はこうおっしゃっています。


「一番大事なのは空気、次に水、そして食べもの」だと。

全ての食べ物は「命」。
水と空気はその「命の源」なのです。

ぼくはニュージーランド湖畔の森で営む自給自足ライフでは、まさに「命」を毎日、いただいています。


原生林が生み出す、酸素と空気(マイナスイオンの濃度が高く、フィトンチッド=森の木々が出す治癒物質、に満ちあふれています^^)
・湖底から湧き出るミネラルウォーター
・庭のオーガニック菜園と自然農法のハーブ園と果樹園
・周りの森で採れる果物といった大地の恵み
・湖で釣る野生のニジマス

・近くの海で獲る多種多様な天然魚

自給できない食糧は、ご近所さんとの物々交換、ファーマーズ・マーケットや農家さんの無人販売所からオーガニック食材を買っています。

農薬や化学肥料まみれの畑は、ミミズや土壌微生物が極端に少ない死んだ土地になります。
そこで育った収穫物は、栄養素が有機野菜に比べて数分の1しかないという実証データは、全世界で多数発表されています。


そのような食材は、安く大量に買えますが、味がとても薄く、生命エネルギーが希薄です(ぼくはこれを「命の濃度が低い」と表現します)。

以前、ぼくが副代表を務める社団法人『the Organic』のイベントで、ファストフードやコンビニフードばかり食べる若い人たちに、「慣行農法野菜(農薬散布されて化学肥料で育った)」と「オーガニック野菜」、どちらを美味しく感じるかブラインドテストをしたことがあります。

正直、自信はなかったのですが、結果は予想外...!
なんと、ほぼ全員が有機野菜を選んだのです。


食べ比べてみると、その生命エネルギーの密度(=命の濃度)の違いは歴然です。
これは皆さんも実感できるはず。ぜひ一度、試してみてください。


無農薬・無化学肥料でケミカル無添加」「生命力に溢れ、鮮度の高い旬のもの

そういった健全な食物(&水と空気)を摂取し続けるべく努め、現代社会では避けられない上記の化学物質をなるべく早くデトックスできる肉体を維持することで、大多数のアトピー性皮膚炎やうつ病は改善するのです。


ぼくは悩みを抱えた人々が、ニュージーランドの原生林に囲まれた湖のほとりにある我が家に長期滞在することで改善する姿を、何度も実際に目の当たりにしてきました。

これこそが、ぼくが(うざいくらいに)有機農法や自然栽培を推奨し、オーガニックライフを広めようとしている理由の一つなのです。


2.食生活で「体内酵素」と「良質な常在菌」を増やす

次に着目すべきポイントは「酵素」「菌」です。

酵素とは、「生物の細胞内で作られるタンパク質触媒」の総称。
生物が生きるために絶対必要で、あらゆる生命活動の手助けしてくれる超重要な存在です。
その一方で、ほとんどの酵素が50〜60度程度の加熱で死んでしまうほど弱いのです。

酵素は、生野菜や果物、刺身などの新鮮な食材納豆や味噌といった発酵食品に豊富に含まれています。

中でも「消化酵素」は、人間が体内で作り出せる量に限界があり、いかに外から摂取するかがポイントになります。


食事の際「よく噛んだ方がいい」と言われる理由は、噛めば噛むほど唾液に含まれる消化酵素が多く分泌されて、食べものと一緒に消化器官に送られるからなのです。

この「酵素」が足りなくなると、化学物質を排出するデトックス能力や、重要な「消化と排泄」の機能が低下し、あらゆる病気のきっかけとなってしまいます。
さまざまな生活習慣病に対する体の修復も追いつかなくなり、深刻な病気になる可能性が高まります。

酵素は、不摂生や加齢で量が減っていきます。
だからこそ「消耗」から「増加」へ食生活を転換することが大切なのです(※1)

そして「菌」


ぼくたちの腸内には数百兆個とも、数千兆個とも言われる「腸内細菌」が生息しています。
それらは「善玉菌」「悪玉菌」、善玉でも悪玉でもない「中間の菌(日和見菌)」の3つに分けられています。

ビフィズス菌や乳酸菌などの「善玉菌」は免疫力アップや代謝アップ、有害物質の分解など腸内環境を整えます。

一方、大腸菌などの「悪玉菌」は腸内の消化物を腐敗させ、ガスや悪臭を産みます。
「日和見菌」は、腸内環境次第で善玉にも悪玉にもなります(※2)。

ちなみにニュージーランドの森の生活でぼくが営んでいる「菌&酵素生活」は、かなりマニアック(笑)。
「菌や微生物」たちの力を借りた「手作り発酵食品」を多数作っています。

たとえば、
有機大豆や有機ヒヨコ豆を使った手作り味噌

ヨーグルトメーカーで作る納豆

庭の野菜で作るキムチやぬか漬け

自然栽培玄米を発酵させた酵素玄米

余った野菜と森の野草をぼくの体の「常在菌」と砂糖で発酵させた野草酵素
庭のリンゴの皮を活かしたアップルビネガー
有機玄米のとぎ汁をベースにリンゴジュースで培養した酵素ジュース=リジュベラック
〝飲む点滴〟と呼ばれるほどたくさんの栄養価や酵素が含まれる甘酒(有機玄米製)
世界的に人気となってきた発酵ドリンク「コンブチャ(日本では紅茶キノコと呼ばれる)」


などなど。栄養たっぷりの「酵素フード&ドリンク」を日常的に摂取しています。

ちなみに、味はすべて絶品。
特に、シャワシャワ発泡する「リジュベラック」はめちゃくちゃ美味しいです。

さらに、
庭のオーガニック野菜と自然栽培フルーツ、森のハーブと野菜の果物をベースとした「スムージー」「コールドプレスジュース」のどちらかは毎朝作って飲んでいます。
2つとも同じと思ってる人は多いですが、実は違います。


高速ブレンダーで作るスムージーには、腸内の善玉菌が餌とする食物繊維が大量に含まれますが、高速回転で酵素は破壊されてわずかしか残りません。


酵素を壊さず、繊維質を排除する低速ジューサーで作るコールドプレスジュースには、食物繊維は少ないですが、高純度の酵素が大量に含まれています。


これらを交互に継続的に体内に取り込むと、腸内は驚くほどをきれいになります
それは毎朝のトイレで実感できます(笑)。


結果、自分の体内で良質の酵素をたくさん生み出してくる上に、デトックス能力UPに直結する「腸内フローラのポジティブスパイラル」に入ります。その状態に入ったら、もうこっちのもの^ ^!

このデリケートだけど頼もしい「菌」と〝共生する暮らし〟はとても気持ちいいものです。


続けることで菌が体の中でどんどん元気に、強くなっていくのを実感できます。
いつしか、彼らを愛おしく感じるようにすらなるのです、ハイ(笑)。

ぜひ「酵素」「常在菌と微生物」に着目した食生活を心掛けてみてください。

詳しくは、ベストセラー『病気にならない生き方』(新谷弘実、サンマーク出版)にも書いてあります!! チェックしてみてくださいね。


3.化学物質(=フードノイズ)をなるべく摂らない

ぼくは、「農薬と化学肥料」、人工的・化学的に添加された「食品添加物」などケミカルなものを〝フードノイズ〟と呼んでいます。

これらは、本来の食べ物には存在しなかったものです。

これまで〈メソッド&ワーク〉で取り上げてきたさまざまな〝ノイズ〟同様、食事に関するノイズも生活から〝できる限り〟減らしてゆくことが大切です。

農薬や食品添加物といった化学物質を、人間の体は消化できません。


それらは分解されずに腸へ運ばれ、排泄の際に多くの酵素を消費したり、肝臓などの内臓や細胞に溜まってガンの原因になったりします。

味覚や食欲センサーなどを狂わせ、代謝を滞らせることもあります。

水道水も同じです。消毒のための塩素は飲食ノイズの代表格です。
水道水に含まれる塩素は菌の活動を抑え、腸内環境を悪化させます。

日本は、農薬と添加物の使用率がともに世界トップクラス(一時期は1位でした。でもその量が減った訳ではなく、さらにひどい国が上位に来ただけ…)。


洗剤使用率、ダイオキシン排出量も世界上位という残念なデータもあり、赤ちゃんのへその緒から出る汚染物質は、何と287種!にのぼります(※3)。

身近なところで言えば、コンビニやスーパーに並ぶ食品のほとんどに農薬や食品添加物などの化学物質が入っています


コンビニやスーパーで何も考えずに食材を買ったり、外食をする食生活を1年間続けると、なんと約4kgもの化学物質を摂取することになると言われています(成人の場合)。

だからこそ食材を調達するときは、食品表示に目を向けましょう
そして、原材料になるべくケミカルなものが入っていない、シンプルなものを選びます(ぼくは裏側の原材料表示を、食い入るように見ます)

食べ物を「選ぶ」という行為は「生き方」を選ぶ行為。

そして、自分の肉体をつくりあげると同時に「あなたという生命体の純度」に大きな影響を与えます。

食にこだわる行為は、あなたの人生をデザインするための初級編と言っていいでしょう。

食生活の改善は、肉体と脳のパフォーマンスを確実に高めてメンタルを安定させ、老化速度を驚くほど遅らせます(体現者のぼくが保証します)。

ここに書いてることは「きれいごと」でも「意識高い系」でもありません。


そう、「実利」なのです。


一度でもこの実利を自身の肉体で実感すると、あなたは元の食生活に戻れなくなるはずです。

4.食べ過ぎない

もっとも重要なことはめちゃくちゃ簡単、ズバリ「食べ過ぎない」ことです。

過度な食事は、貴重で有限な「酵素」を激しく消耗させるだけでなく、余剰カロリーのすべを体内に、ある種の「毒」として溜めてしまうのです。

現代日本人のさまざまな生活習慣病は、多くの場合、フードノイズ以上に、食べ過ぎという悪しき食生活に原因があるのです。


数万年の人類史上、「飽食の時代」は、わずかこの数十年のこと
人間の体は、過食への対応がまったくできない構造になっています。

人類は、数万年間の歴史の99.9999%を「空腹」で過ごしてきました。
よって、この長い長い、長ーーーーい歴史の中で、逆に、空腹に対応するための驚くべき能力が身についたのです。

胃を空にすると、病原菌やウイルスなどに対する「抵抗力」と、肉体の「免疫力」が驚くほど高まります。

ジュースクレンズやファスティング(断食)は、オカルトでもなんでもなく、内蔵をリセットし、体本来の生命力を取り戻すための大切な行為なのです。

これは、数万年という長い「飢餓の時代」を乗り越えた祖先たちから受け継いだ本能であり、DNAに深くインストールされた貴重なプログラムなのです。

ちなみに、毎日の睡眠も大切なファスティング行為です。
だから英語では、朝食をBreakfast(Fasting=断食を、Breakする=やめる)と呼びます。

よく言われる「寝る3時間前以降は食べないほうがいい」というのは事実です。


空腹状態で眠りに入ることで、睡眠中に抵抗力と免疫力が驚異的に高まり、ガンや病原菌を殺してくれるのです。
空腹だと深く眠ることもできるため、睡眠の質が高まり、いいことだらけ!

ぼくは、先進国の人が「病気になりまくっている理由」のほとんどが、夜遅くに食べ過ぎることだと思っています。


何年間もずっと、毎夜、寝る前に飲食することで睡眠という毎晩の「貴重なファスティング行為」をせずに暮らしているから病を患うのです(確信を持って言い切れます)。

ちなみに、飽食が存在しない途上国では、「先進国病」と言われる成人病は(ちなみに鬱も)ほとんど存在しません。ぜひ「食べすぎないこと」を意識し、できる範囲の「プチ断食」を試してみてください。


実践するとすぐに、体の軽さが変わり、楽になっていくのを感じられるでしょう。


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いかがでしたでしょうか?

日々の研究や栄養学や生理学の進歩によりエビデンスは変化します。新しい事実も見つけられるので、この分野に関しては継続的な情報アップデートが必要です。


そして、自分の体質、体調、好き嫌いなどによって「合う」「合わない」ということもあります。

実は、これがいちばん大切です。


それらを踏まえた上で、最後にこの言葉を。

「本来の自分」を取り戻すためには、まず「体の純度」を高めなければなりません。
そもそも、ぼくら人間は「100%オーガニック=有機体」という生物です。

ナチュラルな食生活は、セレブの娯楽でもファッションでも、ストイックな意識高い系のこだわりでもなく、シンプルに心と体が自然に求めているものであり、ヒト科という生き物としての原始的な欲求なのです。


さらに言えば、ぼくらが生きるために絶対的に必要な「地球環境」への負荷が少なくなります。


〈LifestyleDesign.Camp〉では、「食」にまつわる様々な部活動やブログをCamper(メンバー)が立ち上げてくれています!

ぜひ一緒に実践して、お互いに学んでいってほしいです(ぼくもめちゃ勉強させてもらってまーす!)。


そして、五感のすべてで情報を受け取って、自分の頭で考え抜き、あなたの体との対話を通して「自分のに合う食事メソッド」を作り上げていってください。


※1  出典:『病気にならない生き方』(新谷弘実|サンマーク出版)


※2 出典:「腸内細菌と健康」(e-ヘルスネット[情報提供]厚生労働省)


※3 出典:『1%あなたはその中にいますか。』 (財津昌樹、Bee Books)




【今週のワーク】

1.昨日と一昨日の食事(朝・昼・晩)を書き出してみてください!
毎日摂っている食事ですが、気づいたら手軽で雑な方に流れてしまいがちです。その意識改革の第一歩として、自分が何を食べているか書き出してみてください。「あ、野菜を全然食べていないな」「つい、ファストフードで済ませてしまったな」など、気づきが必ずあるはずです。

2.1回の食事の時間を「15分」延長してみてください!
大人になって「昔より食べるのが早くなった」と感じたことはありませんか? 仕事や子育てなど、タスクに追われる日々の中にいると、食事をパッと済ませるようになってしまいます。早食いは噛む回数の低下に直結し、貴重な「消化酵素」生成の機会を逃す原因なります。「よく噛んで、じっくり味わう食事」を思い出してみだください。繰り返します、15分とは24時間のわずか1%ですよ。

3.裏側の「食品表示」を意識し、化学物質の摂取を避けてみてください!
化学物質からの卒業を意識してみてください。化学物質で得られる「美味しい」は、脳に過剰な刺激を与えます。そのため、依存性もあります。そんな化学物質を避けて、「脳」で感じる美味しいから、「体」で感じる美味しさへと食を切り替えてみてください。

4.恒例のフリースタイル投稿!
1〜3をすっ飛ばして、ぼくの投稿を読んだ感想や「ひとことコメント」も大歓迎です!