今月のテーマは、「スペース・デザイン」です。
「ライフスタイル・インフラを整えるための 3 か月」の2か月目となります。

今週から1か月かけてじっくりと、理想の空間&環境インフラのつくりかたを学んで行きましょう!^^

クリエイティブなライフスタイルを送るためには、「余白=Space」が必要です。
あなたの居場所を、理想的な状態にデザインすることで、空間だけでなく、思考にも「余白」が生まれます。

そういった、

清らかな「余白」を手にすることで、よりクリエイティブになり、よりよいアイデアや斬新なインスピレーションが自身の中からどんどん生まれるようになります。


つまり、日々の暮らしと仕事が「より美しくなる」のです。

集中力とクリエイティビティを極限まで高めるためには、暮らしている部屋、仕事場のデスク、愛車の中だけでなく、バッグの中身やいつも身に付けているモノまでも、


できる限り理想の状態に近づけ、「ノイズのない空間や中身」「ノイズレスな環境」にしていくことが大切です。

理想の空間をつくることは、ただ不要なモノを捨て、ノイズを消去するだけではありません。


自分のライフスタイルセンス(生活美意識)にマッチする空間を、「音(=聴覚)」「香り(=嗅覚)」「インテリアと景色(=視覚)」「モノ(=触覚)」といった五感に訴えかける〝大好きなもの〟で満たすことでもあります。

この観点と思想が、ただ最小限を追求する、巷のミニマリストたちと違う点です。

●「自分らしい空間」とは?

自分の意識と、空間はつながっています。


禅には、「自分自身とは、肉体と心だけでなく生活している空間すべて含む」という考え方があります。

生活する空間・環境をノイズレスで心地よい場所にすることは、すなわち、自分の心や頭をクリアにしていくことでもあります。
そして、空間の乱れは心、思考、ライフスタイルの乱れの現れなのです。

自分が過ごす空間と環境にとことん向き合い、本気でスペース・デザインをすることで、ぼくら人間は、より自分らしくいられます。

何度も繰り返して恐縮ですが(重要なので!!!)、空間が整えば集中力が高まるだけでなく、長い時間維持することもでき、その結果、クリエイティビティが高まります。


そうすると必然的に、脳のパフォーマンスは驚くほどアップし、生活や仕事のクオリティがどんどん向上していくのです。つまり、ライフスタイルすべてが、ポジティブスパイラルに入ります

「呼吸し、暮らし、働くための土台(=ライフスタイル・インフラ)」が、あなたにストレスを与えるか、それとも心地よさと癒やしを与えるかは、「Quality of Life(人生の質)」を大きく左右する最重要項目です。

「ニュージーランドの湖畔の森」というホームプレイスに巡り会って、ぼくは〝自分にとって高次の幸福〟を得ることができました。

つまり、「どこで暮らすか」というのは、スペース・デザインにおける大切な要素のひとつだとぼくは言いたいのです。

そして、その場所を決めるためにとても大切なことは、「何が好きか、何が心地いいか、何を優先して生きたいか」といった〝あなた独自のライフスタイルセンス(生活美意識)〟です。


ここでは、「世間的な理想」や「他人が考える豊かさ」や「羨ましいと思う誰か」といった価値観に左右されては絶対にダメです。


あくまで「あなたの理想」です。

ぼくにとっては湖でしたが、あなたにとっては海かもしれません。
ぼくにとっては森でしたが、あなたにとっては草原かもしれません。
ぼくにとっては大自然でしたが、あなたにとっては都市空間かもしれません。

ライフスタイルセンス(生活美意識)とは人それぞれ違うものなのです。

どんなにお金があって豪華な家、うらやましがられるようなオシャレ地区に住んでいるとしても、その環境が「ライフスタイルセンス(生活美意識)」に一致していなければ、それらはまったく意味を持ちません。
残念ながら、一生、幸せになれません。

というか、それは単なる「ノイズまみれのストレスフルなライフスタイル」と言い切っていいでしょう。

そして、日本では、そういった「他人の価値観を軸としたスペースデザインにはまってしまっている人」があまりにも多いことに、ぼくは強い哀しみを覚えるのです。

●モノを減らし、シンプルな空間を心がける


「本物のライフスタイルセンス(生活美意識)」は、ノイズまみれの頭で生み出すものではありません。あなたの心の真ん中に宿っています。

その声をしっかり丁寧に聞かないと、あなたの空間はいつのまにか不要なモノにあふれかえります。
生活空間がノイズまみれとなり、ライフスタイルも思考も複雑化し、自分自身を見失ったまま何年も過ぎ去り、気づかぬうちにあなたの人生の質「クオリティ・オブ・ライフ」はおそろしく下がってしまうのです。

まず、「①いまの環境を理想の空間に近づける努力」をしてください。

もし、「②今の環境だとどうやっても不可能だ」という結論が出たら、次はいよいよ「③理想とする環境を探し、そこに移る努力」をしてみて欲しいのです。

ちなみに、ぼくから後者のアドバイスを受けて、引っ越しをして、人生が劇的に変わったというCamper(当オンラインサロンメンバー)や、歴代のPremium.Camper(オンラインサロン特別会員)、仲間や友人が多数います( •̀ .̫ •́ )✧

前置きが長くなりましたが、「スペース・デザイン」の真髄は、とてもシンプルです。


ズバリ、「モノを減らしたシンプルさだけでなく、心地よくて穏やかになれる、自分にとって美しいと思える空間を心がける」です。

まずは、目の前の空間ノイズを減らすところからはじめてみてください。
そして以下に、「空間のノイズレス化」のための4つのプロセスをまとめますので、ぜひ熟読してみてください!


【空間のノイズレス化のための4つのプロセス】




1.徹底的に不要なモノを手放す

まずは、自分にとって、不要なモノを手放すところからはじめましょう。
その基準は2つです。

①いま使っているか?

そのモノについて何か語れるくらい好きか?

「流行っている」とか「値段が高い」ということを、モノを残す基準に絶対にしないでください。
あくまで、基準は「いま使うかどうか」「心から好きかどうか」であり、「持ってるだけでワクワクするか」「ライフスタイルセンス(生活美意識)に合致するかどうか」です。

この2つに合致しないものはすべて「ノイズ」です。
だから迷わず手放すべきなのです。

ここで大事なのは、価格や社会的評価などの「他人基準」も一緒に捨てることがとても重要となります。


たとえば、大切な人からのお手紙は、あなたにとって宝物ですよね。当然、簡単には捨てられません。

そう。値段は一切関係ナシ!ということ。

「これは高かったから」「これは有名ブランドのものだから」
というような(どうでもいい)他人基準や過去の価値は、にすべて手放してください。

たとえ10万円を超えるようなコートでも、もう着ないモノであったら、あなたにとっての価値はゼロで、それは完全な「ノイズ」で、空間と人生を蝕みます。




たとえ100円程度のモノだったものだとしても、あなたの生活で大活躍し、その活躍ぶりやその価値を他人に熱く語れるものであれば大切に使い続けましょう。


モノを手放すという行為は「自分基準と他人基準の価値との戦い」なのです。

そして、手放す方法は「売る」「譲る」「処分する」などさまざまです。


廃棄、捨てる、という行為に入る前に必ず、
・知人に譲る

・寄付する
・オークションやリサイクルショップに出す
ということにトライしてください。




これは罪悪感を下げるため、資源を無駄にしないため、他の人に役にたつため、と複数のメリットがあるからです。

もし、思い出のモノたちでどうしても捨てられない物は、箱になるべく小さくまとめてみて、
年に一度見直してみるといいです。

そうやって「そろそろ手放してもいいな」と感じる思い出のモノで、紙などの有機物、つまり燃えるものは、捨てるのではなく、燃やすのがオススメです。
日本にいたときは、手放す手紙を、焚き火OKのキャンプ場に持って行って火にくべていました。
今ではニュージーランドの暖炉がその役目です。

思い出の品には、人の尊い想いが必ず込められています。それを清らかな
火に預けることで、その想いは天空に昇華するのです。

そして、思い出とお別れする、あなたの罪悪感も減らすこともできるのです。


2.小さなノイズレス・スペースを増やす

どこから手をつけていいかわからない場合は、まずは、部屋の中の一角、一箇所を決めて、ノイズのないスペースを少しずつ増やしていきましょう

おすすめは、「机のリセット」です。
(もしくは、毎日使うカバンの中身からはじめるのもオススメ!)


まずは、散らかったものをすべて片付けて、外の空間や光を感じられる窓際に机を移動させてみましょう。



自然は常にノイズレスな状態を保っています。

原生林や海などの大自然は、ぼくらが片付けたり、メンテナンスしたりしなくても、
自動的に美しく循環してノイズレス化されていて、完全ノイズレスな世界がいつでもそこにあります。



そこには、風、光、土、水、緑が存在します。

こういった尊い自然要素が存在しない街なかにある家では、なるべく風通しをよくして、光が入るようにしましょう。さらに、花瓶に清潔な水を入れて花をさし、ちょっとした観葉植物を机の上に置いてみる。


それだけで、部屋にいても「自然」という高貴でノイズレスな存在を感じられる場所になります(そよ風も、わずかな光も、小さな植物も、立派な大自然です!)。

そして、そのノイズレス空間の輪を少しずつ拡げていきましょう。

机の次は、寝室、リビング、家全体・・・
という風に(๑′ᴗ‵๑)

このノイズレス空間を拡張する意識は、ご近所、地域、国、世界、と広げていけます。ノイズへの問題意識をどんどん高めることで、自分が暮らすノイズレス空間を、最終的には「世界まで」広げたくなるのです。


結果、社会の不平等や不正に対しての意識が高まり、世の中をいい方向に変えたいと思えるようになります。これはここ〈LifestyleDesign.Camp〉の大きなビジョンでもあるのです。

3.モノの居場所を決める

モノが散らかるのには、法則があります。
それは、
「とりあえず適当に置いてしまう」「元の場所にモノを戻さない」という、とてもわかりやすいものです。

これを避ける方法は、自分が持っているもの全てに「居場所」をつくってあげることです。

本、服、食器……すべてのモノの「属性」と「導線」を考えて居場所を決めてあげましょう。


「読みかけの本はここ、読み終わって保管したい本はここ」
もっとわかりやすく言うと「洗濯する服はここ(→洗濯機はここにある→)洗濯して乾いた服はここ」という感じで。

(コレ誰でもやってますよね・笑)

すべてのモノの居場所を決めるのは、一気にやってしまうことが大切です。
(この段階では、不要物を手放していてモノは少なくなってるはず。だから、この行為は大変ではありません^ ^)

置き場所に迷うモノは、「とりあえずの居場所」を作ってあげるといいです。そうやってしばらく生活していると、だんだんとそのモノの「正しい居場所」がわかってきます。

(データで言うと、カテゴライズできないファイルを「その他フォルダ」を作って一旦入れておく。それを運用しながら、適切なフォルダを見つけるたびに、そこにファイリングしていくのと同じ手法です)

もし、「収納する場所がない」や「居場所を決めたけど、入りきれない」と感じたら、不要なモノを手放すプロセスに戻ります。

隙間収納や収納を増やすのではなく、今ある収納の中で、モノを減らすという発想に変えていきましょう(コレ大事!)。

4.モノを元の居場所に戻す仕組みと習慣をつくる

3で、「モノの居場所」を決めたら、必ずそれを守るようにします。


まず、「使ったらきちんと戻す」ことを習慣化する前に、「戻すのが面倒でない居場所を決める」「考えなくても〝3秒〟で居場所がすぐにわかる」ことが重要になります。


ぼくは、究極の面倒くさがり屋です。
「根性」とか「気合い」とかが大嫌い。
ぼくの持論は「精神力をベースとした習慣は持続可能ではない」です。
重要なのは「楽に継続できる仕組み」なのです。

「いかに面倒じゃなくするか」「どうすれば面倒くさくないか」ということに命を賭けています(笑)。コレ本当に、大げさでなく。


面倒をなくすための創意工夫力は、誰にも負けないくらい高いと自負しています(笑)。
これこそが、ぼくの働き方と暮らし方の真骨頂と言い切れるでしょう。

ぼくのスタイルは、「気合いで習慣化するのではなく、まずは面倒だと思わずにすむ仕組みをデザインする」ことです。

たとえば。

ニュージーランドの自宅では、アウトドアや釣りといった遊び道具は、すべてガレージの中か、ガレージ隣接の小部屋に集約しています。
(東京にいたころは、大きな車、バンを持っていたので、その中にすべてのアウトドア道具とウエアを入れっぱなしにしていました)

電気製品の説明書は、一箇所にまとめるのではなく別々のフォルダに入れて、キッチン機器はキッチンに、ガジェットやデジタルデバイス系はオフィスに....というように「あれ、どこだっけ?」と考えなくていい居場所にしています。
さらに、その説明書が実際に必要な場所に置いておくことで、それを取りに行ったり戻しに行ったりする距離を短くしています。


(ちなみに、日本の場合はほぼ100%近く、モノの取り扱い説明書がオンラインにあるので、すべて廃棄でOK。でもニュージーランドは...残念ながらオンラインにあまりなくて…紙を無くすと終了…なのです...。説明書は形がバラバラでPDFデータにするのも面倒だし…)

これはあくまで一例。
ぼくはあらゆるモノを、以下の2大「マイルール」にのっとって収納しています。
導線を考える=「戻すための移動距離が短いこと」
②探さなくて済むようにする=「モノの属性が明解な場所に置く」

こうやってマイルールに沿って居場所を決めてあげて、それをしっかり守るようにすると、モノを探すため、モノを出したり戻したりに費やしていた時間とエネルギーを、「やりたいこと」や「好きなこと」、つまり
よりクリエイティブなことに使えるようになります。


これこそが「ライフスタイルをクリエイティブにするため」のひとつの方法なのです。

「仕事では仕組み化はやっているが、日々の暮らしではやっていない」
世の中にはこんな人が多いように思えますが、ぼくは仕事も暮らしもすべて、徹底して「仕組み化」しています。

そして、ライフスタイルすべてのルーティンを仕組み化して徹底的に効率化し、無駄な時間浪費を無くしているからこそ、「人生で本当にやりたいこと」に時間を費やせるようになっているのです。


そして、仕事環境や生活環境からノイズが減ることで、集中力はより高まります。

結果、脳のパフォーマンスが上昇してクリエイティブになれるため、通常2時間かかることを1時間で終わらせることできる。


それによって、さらに「やりたいこと」に時間を使えるようになるのです。これこそが、ぼくが脳のハイパフォーマンスにこだわる一番の理由なのです!!

以上が、ぼくが提唱する「クリエイティブライフ」を手にしてアーティストとして生きるための秘訣です。

最初にやるべき「仕組みデザイン」の行為自体やその時間を、「面倒」や「無駄」に思うかもしれませんが、それは逆です。


最初にその時間を「自分の未来に投資する」ことで、そのあと「永遠に続く面倒くさい」がどんどん減っていくのです。尊敬する本田直之アニキは、この考え方を「レバレッジをかける」と呼んでいます。つまり、「時間におけるテコの原理」と言っていいでしょう。


まずやるべきは、「一度、不要なモノを徹底的に減らすこと」です。
次にやるべきは、「残すと決めたモノの居場所を決めて整理整頓をすること」になりますが、その際、必ず上記2大ルールを念頭に行ってください。

①そのモノがいるべきわかりやすい場所を決めてあげる
②最小限の労力でそのモノがそこに帰れるようにしてあげる

この仕組みをデザインできると、その気持ちよさに感動さえ覚えてしまうものです。


そして、ホコリや汚れを取り除くお掃除という行為は、このあとに一気にやりましょう(念のためにお伝えしておくと、「捨てる」と「整理整頓」と「掃除」を一緒にやってはいけません!)


そうすることであなたのマイスペースは、驚くほど簡単に、ホテルやカフェのようなノイズレスな空間になってくれるのです。

このシンプルでミニマムな空間の心地よさを一度でも知ってしまうと、二度とノイズフルな生活に戻れなくなります。

この「快感」を手にすることこそが、自分の人生を取り戻すための第一歩なのです!!


何かを探すために、あなたの命(=時間)を費やすという無駄なことはやめにしましょう。
そして、自分にとって最高の空間をつくるというプロセスをぜひ楽しみながら取り組んでください。ただし、ダラダラやらず一気に終わらせてくださいね😉


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いかがでしたでしょうか?

ぜひ、これらの4つのプロセスを通じて、日々使っているカバン、暮らしている部屋、家の中、仕事場を見なおして、ぜひ自分にとってのノイズのない空間を創りあげてください!

来週からは、どのようにすれば今いる場所を、よりクリエイティブな空間にできるのか、五感をポジティブに刺激しながらインスピレーションあふれる生活を送ることができるか。

そして、家や職場だけでなく、持ち物や身に付けるもの、そして周辺環境まで意識を向けて、心地よい生活環境をデザインしていく考え方とメソッドをお伝えしていきたいと思います。

ぜひお楽しみに!


【今週のワーク】

1.あなたが長年、時間を共にしている大切な「モノ」を教えてください!
あなたが大切にしているモノを自慢してみましょう(笑)。なぜ、それが大切なのか…理由もシェアいただけると嬉しいです!^^

2.15分でノイズレスにできそうな場所を教えてください!
あなたの家、カバン…など15分でノイズレスにできそうな場所を探して、今日中にそこをノイズレス空間にしてみてください! ノイズレスになった後の感想もお待ちしています。

3.整理整頓はできているけど、「めんどくさい」が残っている動線はありますか?
めんどくさいは人の行動を阻む原因になります…! ぜひ、「ここの片付け、いつも面倒なんだよな…」という場所を見直してみてください。

4.恒例のフリースタイル投稿!
1〜3をすっ飛ばして、ぼくの投稿を読んだ感想や「ひとことコメント」も大歓迎です!