先日、所属コミュニティLife Style Design. Campの
インスタライブでファシリテーターを務めさせてもらった。

当時の自分に伝えたいこと
今感じていることを
つらつらと書き残しておこうと思う。




私が一番感じたことは、


人生で一番若い 今
“確からしい方向”に一歩を踏み出すこと

の大切さ。


仕事も生き方も、
経験したものの中からしか選べない。
『これやりたいな』
『こういうの、ワクワクするな』
と確からしいカケラを見つけて
アイデアが浮かんだりして
また選択して、経験していく。

『やりたいこと』とか『理想のライフスタイル』は
すぐにど真ん中に出会うわけじゃなくて
徐々に解像度が上がっていく、変化していく
そんなイメージ。


情報収集も、想像や試算も大切。
でも、どんなに想像しても
それがその通りになる訳ではなくて。
やってみたら違った、なんてことも当たり前にある。

最初からこれだ!と思い込まずに
“確からしい”方へ進んでまたヒントを得る。
そんな柔軟な心持ちで動いて良いと思う。

ただ、
『こうしなきゃ』
『自分の価値を感じるため』
『否定されないように』
なんてフィルターを通して選んだ方向に進むと、
その先に自分を見失ってしまったりする。

だから、
それは自分の内側から生まれた選択なのか?
フィルターを外した本当の自分で
見定めることは忘れないでほしい。





これまでに、
6つの職業とそれに伴うライフスタイルを経た。

経歴は一見チグハグで
自分で恥ずかしいと思っていた時期もあった。
『無いものねだりだ』『夢想家だ』と
言われて悔しかったこともあるし
『やっぱり無理なんだ』と病みかけた時もある。

それでも、
人生=時間を
自分が大切に思うことに使いたかった。

時には自分の本質と異なる選択もして
愛情なくタワシでガシガシと削った結果
自分という人間が浮き彫りになっていった。


不器用ながらに
【自分を生きる】ことを諦めきれずに
果敢に捨ててくれた私のおかげで
人生を賭けてやっていきたいこと
=ライフワークに早く出会えている。

チグハグに見えていた経歴も
振り返って棚卸した時
全てが繋がった。


もっと早く身につけておきたかったなと思うのは
自分の味方になること。


無自覚に『こうあるべき』
が強い人間だったから、
“誰かの期待に応えるために”
“頑張って”    “責任感で”
何かを追いかけて生き急いでいた。
それを人に押し付けてしまうこともあった。

その点は『勿体なかったな』と思う。
自分がなぜ苦しんでいるのか
迷っているのか    物足りないのか
自分の本質と対処法は早めに知れた方がいい。

豊かで有難い人生、
落ち込みや不安も尊いけれど
日常を愉しんで 誰かと喜んで
Happyな瞬間が多い方が嬉しい。

もっと早くに自分の味方になれていたら
他人事に振り回されすぎずに
尊い瞬間を純粋に楽しめていたと思う。

それに、年月の分自分に愛を与え続けて
今以上にしなやかに強い私が育っていることだろう。

けれど、
他者の力を借りて人生を棚卸しした時
苦しんだ経験も愛おしいと思えた。
そのストーリー自体が私になり
今のライフワークを形作ってくれている。

ネガティブな感情も経験もすべて
自分を肯定できた時に

意味のあるものに変わるから大丈夫。

でも早い方がより嬉しかったかな。笑

これからについて

今は、幸せな大人を増やしたいと思って
ライフ&パートナーシップコーチとして
自分を生きるサポートをしている。


自分を愛し人生を楽しむ大人が増えたら。
失敗も経験と捉えてチャレンジできる
寛容な大人が増えたら、
こどもは勝手にのびのび育つと思う。

本質的にこどもの幸せを願うなら
親自身が自分を知り
幸せに生きることが1番だと思う。



もうひとつ
人生を語り合えるすごろくを作っている。
就活とか転職みたいな大事がなくても、
大人が定期的に自分を
棚卸しする文化があれば良いなと思う。

『今これに興味がある』
『ゆくゆくこういうことがしたい』

他人を鏡にすることで、
意外とこんなこと思っていたんだな。
こんな理想に対する思いが強いんだな。
と自分が見えてくる。

勇気を出してシェアした時、
『いいね!応援するよ。』と言ってくれる仲間がいると
心強く行動できたりする。



『みんなちがって、みんないい。』
が言葉だけじゃなく文化になり
ヒト全体がエンパワメントされたら
世の社会課題の多くが解決するんじゃないか
とも思っている。

自分が幸せじゃないと、
他人の応援なんてできないし
妬んだり、粗探ししちゃうのが人間だと思うから。


今日は気分がいいから
ちょっと地球に優しい選択にしてみようとか
嫌なことあったけど、幸せだしいっかとか。
そんなひとりの中の小さな変化が、
世界を優しくしていくと思う。


微力ながら、私自身の経験を生かして
愛や感謝で巡る寛容な社会に貢献したい。

大切な人達と、そんな世界で生きていきたいから。

そのために
まだ捨てられるものがあるし
より自分へ変容していきたい。
その途中の景色を愉しめる自分でありたいと思う。


これが今の所の、
私の確からしい道です。

確からしい道は、あなたの中にちゃんとあるから。
その調子で、小さな内側の声を大切にしてね。

未来の自分も、
『そのまま進めば大丈夫』って
言っているような気がする。