2023年プレミアムキャンプに入れていただき
四角大輔さんと
コミュニティマネージャー、サポーターの方々
と仲間であるメンバー3人と共に

自分自身と向き合いながらも
メンバーみんなの学びも自分の事のように感じ
深い学びの旅を半年間しました。



私は表参道でRUBYというネイルサロンを
16年運営しています。

この学びの道中で
私がこれまで高齢者施設や
児童養護施設にネイルをしに行ってた話を
チラッとお話しさせていただきました。

わかりやすい言葉で
「ボランティア」と人には
話してしまうのですが

私にとって高齢者施設や児童養護施設に
訪問していた事は
自分自身の技術や心の学びの為にしていたので
自分の中ではボランティアという概念ではなく
自己成長をさせてもらう気持ちでいました。



この話がきっかけで四角大輔さんが今回
佐東亜耶さんと私を繋いでくださいました。

https://lifestyledesign.camp/events/d293e54b640f




亜耶さんが代表をつとめる一般社団法人泉鳳は
児童養護施設のこどもたち、施設を出た若者たちが
自分の人生を自分で選択して社会に出られるよう
サポート活動をされています。

その一環である
「まなびのじかん」
の授業に1月に参加させていただきました。

哲学の授業を受けた後、
若者達と
授業内容についてディスカッションする時間があり
西洋の二元論思想
アリストテレスの哲学など
久しぶりに全集中で私も授業を受けました。

そして授業の後、みんなで
おむすびと亜耶さんの手作りの
お味噌汁をいただきながら

若者達の生い立ちを聞きました。

彼らの子供時代に
私はただ涙が溢れるばかりでした。



日本の児童養護施設は
18歳で卒業します。


卒業しても

まだまだ頼れる大人が欲しいし、
社会で揉まれても
帰れるあたたかい空間が欲しい。


でも児童養護施設を出たほとんどの若者達は
帰る家がありません。

心に深い傷を負いながらも
18歳という若さで社会に
出ていかなければならない。

亜耶さんはそんな若者達の
「お母さん」として
こうした若者達に
帰れる場所を作り、未来へと向かう心を
育成する場を作っておられます。


私は亜耶さんと出会い
同じ女性として尊敬と感動の気持ちと
そして本当に
頭が下がる思いでした。

亜耶さんと若者達との出会いで
この学びの日から何日も
思い出してはずっと涙が止まりませんでした。



実はこの学びの日、
どうしてもひとつだけ…

自分の中で気になってしまった事がありました。

それは授業が終わった後、
みんなで食べたおむすびが
機械で作られた市販のものだった事です。


「お母さんの手作りのご飯を食べられなかった
若者達に
愛情の入った手作りのおむすび
食べてもらいたい…」

そんな想いが巡りました。

心の中に

マクロビオティックの料理研究家であり
10年くらい前から
親しくさせていただいている
美恵さん(Instagram) の顔が浮かびました。

美恵さんは自然の摂理とエネルギー、
作る時の気持ちや想いも
大切にし、

調味料まで手作りされています。
そんな叡智を伝える為に
表参道でお教室をされています。
私も美恵さんからたくさんの事を
教わりました。

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3日間位
おむすびの事が頭から離れなくて
いてもたってもいられなくなり

美恵さん
お弟子さん達の
魔女っ子さん(Instagram) 
(10名程いらっしゃいます)に

この一連の流れと
私の気持ちを添えて
毎週水曜日、亜耶さんの若者達に
おむすびを握っていただけないか連絡しました。

ありがたい事にみなさん本当にすぐに
快諾してくださり

亜耶さんにご連絡させていただきました。

「若者達に食の大切さを伝えてはいるものの
毎週水曜日のおむすびまでは
手が回らなかった」

とのお返事で手作りの
おむすびを
若者達に届ける事を承諾してくださいました。



美恵さんが
「もうこれはルミちゃんと私(美恵さん)の
魂の使命だよ」
と言ってくださいました。



事前に
亜耶さんと事務局の方、美恵さんと
私、4人で
打ち合わせをしました.
私はなんだかもう涙が止まらなくて
お恥ずかしながら
青山の
おしゃれなレクサスカフェで
泣きながら自分の気持ちを伝えました。



・お母さんのご飯が食べられなかった分,
    手作りの愛情の入ったおむすびを食べて欲しい

・自分を愛することのはじまりは
    食事を大切にすること

・若者達に愛情を循環させたい

・自分のサロンが存続できている限り
    おむすび資金を応援したい

なんとかこの気持ちは伝えました。



亜耶さんも
「子供たちの本当のお母さんにはなれないけど
    私たち社会で育てよう」

と言ってくださいました。



「風の時代,
    やっぱり女性性が社会を守っていくね」

と亜耶さん。

私は,もう何日もずっとこの一連の流れに
涙が止まらなくて..

四角大輔さんが
「武者震いが起きるくらいの事をする」

とコミュニティメンバーに
アドバイスくださっていて…


心震える事とはこういう事なのかな…

と感じています。

そんな過程を経て、無事
2月21日水曜日からこのおにぎりを
届ける事がスタートできました。



愛情が入る

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素敵な…この瞬間
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魔女っ子さんたちはみんなお茶目で可愛いんです♡

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美恵さんが直筆で書いてくれた
「みんなのきもち」

みんなの気持ちが若者達に
届きますように…
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亜耶さん達と若者達,美恵さん,魔女っ子,
コミュニティメンバーの方と
私で輪になっていただきました.

美恵さんが若者達に食の大切さを
お話ししてくださり
みんなが真剣に聞いてる姿が嬉しかったです。





四角大輔さんが話してくれた

「痛みや苦境をギフトに変える」

ということ。

過去に感じた悲しみや痛み。

それは時空を超えて今でも
自分の中に消化されず存在していて…

でもその存在に蓋をせずに向き合う。

大人になった今の自分が
痛みを持っている
小さな自分を俯瞰し、寄り添い共感する。


そして受容できたら…

自分の力でギフトに変える事が出来る。

これは一筋縄にはいかないけど
時間もかかるけど、

私達は
「命」という長い旅路を与えられていて
この峠を越えられると見える景色がある。

その峠は決して1人では越えられなくて…

だから私達はこうして出会っている。

支えられたり、補い合ったり、
必要な言葉をもらえたり…


そうやって遠くまで歩いて行ける。


それは本当に尊くて…

これほど人を成長させてくれるものは
ないんじゃないかと感じています。




なんだかすごく大きなエネルギーが
流れ始めている気がします。



これから毎週水曜日,届きます.
私もたまにおむすび作り
手伝いに行きます^ ^