先週は——「視覚」と「触覚」に訴えかける、自分の大好きなモノ、心地いいインテリアと暮らす大切さ——について書いた。
今週は、残り3つの感覚「聴覚」「嗅覚」「味覚」について伝えていこう。
「聴覚」「嗅覚」「味覚」は〝目に見えない〟からこそ、とてもとても重要。
本当に「大切なこと」の大半は、実は、目に見えないし、触れない。
たとえば、友情、約束、愛、想い、信念、感動など……ここには書ききれないほど、「目に見えない、触れない大切なもの」が人間社会にはある。
「聴覚」「嗅覚」「味覚」をぼくは「直感3大感覚」と呼んでいる。
目に見えない、触れないからこそ、あなたの感性や気分に大きな影響を与える。
だからこそ、この3つにもしっかり投資すべきだ。
目に見える内装や家具、触れる雑貨やインテリアにはこだわるが、「BGM」「香り」「飲みもの」などのセレクトは適当……という人がたくさんいる。
ぼくは、当然これらにもこだわっている。
なぜなら、人間とは「思考の生き物」ではなく「気分の生き物」だから。
気分が良くなると、集中力は自動的に高まり、高いパフォーマンスを自然に持続できる。
つまり、生産性とクリエイティビティを引き上げることに直結するのだ。
これから解説するヒントを参考に、ぜひ五感をポジティブに刺激するための空間と時間づくりを実践してみてほしい。
【今週の先出しハイライト】
・「客観性ゼロ×100%主観」で、大好きな音楽だけを集めよう。「アーティストモード」のスイッチが入る。
・香りは、本能をつかさどる部分にダイレクトに届く。お気に入りを、気分や状況に合わせて使い分けよう。
・「世界で一番好きなドリンク」は何か? 体質と気分に合う一杯を見つけよう。それを作る、淹(い)れる時間そのものも「動的メディテーション」に。
・キャンドルや暖色の灯りで、必要最低限の光だけの夜を。「極上のノイズレス&リラックスタイム」をつくろう。




