「マイグッドからはじまるソーシャルグッド」をテーマに、自分を大切にしながら社会をよくする活動をしている方々をゲストにお迎えするトークイベント。

7回目のゲストは、ドイツのオーガニック専門家のレムケなつこさんが「日本一のアニマルウェルフェアを貫く有機畜産農家」と絶賛する 平飼い有精卵 小林農園/テンアール株式会社の代表、小林廉さんです。

テンアールという社名は、最初の敷地面積が10aだったから。
2018 年の北海道胆振東部地震で困難な状況に陥った際も「命が助かって自分は運が良かった」と、すぐさま再出発に向けて動き出したという小林さん。自分が理想とする養鶏に信念を持って向き合い続けてこられたそうです。

日本の自然栽培や有機畜産は小規模なところが多いけれど、小林さんは自分のライフスタイルをより豊かにするために、クオリティを担保しながらスケールアップしていったとのこと。

当日は、小林さんにアニマルウェルフェアの基本を守り、「鶏の本能や習性を理解して飼育する」小林農園のオーガニック養鶏の取り組みについて、〈LifestyleDesign.Camp〉イベントだからこその一歩踏み込んだお話をしていただく予定です。

ファシリテーターは、昨年、北海道から山口県へ移住されたオーガニックプランナーの@かおりんご/Kaori Ishida さん。札幌在住時代、小林さんは元お取引先だったそうで、このイベントが再会のきっかけとなりました。

当日は小林さんへのQ&Aタイムも設ける予定です。ご都合つく方は是非ライブ参加してください。

【タイムテーブル】
20時〜20時15分    アイスブレイク
20時15分〜21時    小林廉さん×Kaori ishidaさん
〜21時30分    Q&Aタイム

(イベント終了後、〈LifestyleDesign.Camp〉内でアーカイブ投稿します。)


5/31-6/1で、レムケなつこさんのオーガニックビジネス研究所IOBが主催するツアーも募集中です。この機会にぜひ!


テンアール株式会社(10a Inc)代表取締役 小林 廉

札幌市出身。2008年より江別市や札幌市の平飼い養鶏農家に勤務する。その後、自身の農園を持つために様々な町村をめぐり、2011年 厚真町に移住。農業研修を受ける。 2013年 念願かなって小林農園を設立。鶏舎1棟、鶏200羽でスタートし、安全な自家配合の餌と、ストレスのかからない環境で育った鶏のタマゴを販売。事業を拡大しようとした矢先。2018年9月の北海道胆振東部地震により自宅と作業小屋、1500羽の鶏を全て失い廃業に追い込まれる。避難所暮らしにもかかわらず、たくさんの方の支援にささえられて厚真町内の新天地にて再出発。その後、事業を拡大し、令和2年4月1日にテンアール株式会社として法人化。現在、7,000羽の平飼い養鶏による鶏卵生産・販売、鶏卵および鶏肉の加工品製造・販売、飲食店運営をしている。



小林農園(イベントページ下に記事をPDF添付しました。ご一読ください)

https://animalwelfare-school.com/handson/
実践農場
実践農場の紹介&レポート 見学したアニマルウェルフェア実践農場 ありがとう牧場(足寄町) アニマルウェルフェア向上への近道は放牧に取り組むこと。「ありがとう牧場」は、家畜と接するときの規範や心構えを意味する、「ストックマンシップ」に沿って酪農を続けています。 PDF 真冬も外でたくましく生きる牛たち 搾乳に向かう牛たち 小林農園(厚真町) 苫小牧市に隣接し、太平洋にほど近い小林農園。小規模な農場が多いケージフリー養鶏家の中で、平飼いと放牧で約7,000羽の採卵鶏(銘柄:ボリスブラウン)を飼育する、日本でも屈指のAW実践農場です。 PDF 代表の小林廉さんは、2013年に厚真町に移住。震災を乗り越え7,000羽の平飼い養鶏を実現。 5月末から4カ月間、鶏舎と外を自由に行き来できる 高橋牧場(別海町) 酪農が基幹産業になっている北海道東部の別海町。畑作などを経て、60年代から本格的な酪農を営む高橋牧場では、75haの広い草地で73頭(うち搾乳牛43頭)という適正規模のもとで、濃厚飼料を抑え、牛とともに生きる酪農を続けています。 PDF 牧場主の高橋正明さんと放牧中の牛たち 倉庫を改造しフリーバーン方式の育成舎にした 十勝しんむら牧場(上士幌町) 75haの草地で120頭ほどの乳牛を飼養する「十勝しんむら牧場」は、2015年から新たに放牧養豚を始めました。豚たちは、本来の習性を発揮しながら、1年じゅう広大な山林で暮らし、生態系の一部になっています。 PDF 山林に放牧されている豚たち 乳牛や豚の放牧などを見学(2021年7月) The 北海道ファーム(栗山町) 「The 北海道ファーム」はもともと千葉県の葬祭会社。香典返し用のお米の栽培を栗山町で始めたところ、結構な量のくず米が出ることが判明。それを使って何かできないかと、養鶏を始めることにした。ここでは採卵鶏を育てている。 PDF オスの鶏も入れて群れの安定を保つ 夏場は鶏舎と放牧場を自由に行き来できる
animalwelfare-school.com


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