先週は、成し遂げたいプロジェクトや夢の実現には〈チーム・デザイン〉思考が必要不可欠であることを、ぼくの経験をベースにお伝えした。

今週は、その続き。

どうすれば、あなたの夢のサポーターになってもらえるのか。
どうすれば、夢を応援される人になることができるのか。

ぼくの人生における実体験を通して、「夢を作品に変える5つのステップ」として具体的に伝えていく。

これは、一人の「小さなひらめき」を、チームの力で「作品」へと昇華させるプロセスだ。
そして、これまでの毎月のテーマともリンクするので、ぜひ過去の〈メソッド&ワーク〉を頭の中で振り返りながら、読み進めてほしい。


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【今週の先出しハイライト】
・応援される人になる最初の一歩は「他者の夢を応援する」ことであり、まず誰かの味方になることが〈チーム・デザイン〉の出発点。
・心から湧き出る「小さな声」に気づいたら、まず紙に書いて客観視することで、妄想や空想レベルにまで引き上げることができる。
・世の中には「ドリームキラー」がたくさんいるため、あなたの可能性を信じてくれる人を慎重に選んで、まずその人に想いを表明してほしい。
・最初から「全力で応援してくれる人」に出会えれば、ひらめきの実現性は数百倍から数千倍に高まるので、信頼できるひとりに想いをさらけ出すことが大切だ。
・〝ピュアな情熱〟と〝勇気あふれる挑戦〟には多くの心を動かす力があり、「最初のひとりの応援者」が見つかって二人となれば、それは立派なチームとなる。

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<2022年9月『超ミニマル主義』発売記念 「湘南蔦屋書店」トークイベント>

【「夢」を「作品」に変えるチームデザイン 5つのステップ 】

0. まずは誰かを応援する人になる

5つのステップを語る前に、すべての土台となる「第0歩」を伝えたい。
応援される人になるための最初の一歩は、「他者の夢を応援する」こと。

ライフテーマや人生のビジョンが見つかっていない
夢を形にするために実力をつける必要がある
そんな時期は、まず身近な誰かを応援することから始めよう。

人間は誰もが、
「恩返し欲」「貢献欲」を持っているもの。

これは、
「利己主義ではなく、利他主義こそが、人類にとって最も合理的な生存戦略」という人類学が示すエビデンスと、「利己的な行動よりも、利他的な行動にこそ、人は快感を覚える」という脳科学のエビデンスと同じ。

無償の愛と理解を示してくれた相手や、大きなリスクを取って助けてくれた人には、礼節を尽くしてきちんと恩返ししたいと思うだろう。

そして、
自分自身の夢への挑戦は、誰もが「怖い」と感じてしまうもの。
それは
脳に「新しいことをやめさせる機能(リスクヘッジ生存戦略)」があるため。
つまり、これはなくならない感情

でも、応援してくれる人がひとりでもいれば、恐怖が一気に減り、急に勇気が湧いてくる。

「味方はたくさんいらない。ひとりいればいい」
これは、ぼくのいつもの持論。

あなたが誰かを応援する姿を、周囲の人は必ず見ている。
すると、その応援があなたへの「信頼」「信用」につながり、次はあなたへの応援につながるのだ。
(この「信頼・信用」「愛」そして「お金」という人間界のエネルギーの循環に関しては『超ミニマル・ライフ』のSTEP7〈働き方とお金の軽量化〉に書いたとおり♻️)


だからこそ、
誰かの「最初の味方」になることから始めよう。
まずはこの「土台」を意識して築き、ベースが固まったら、次の1~4のステップの実践へ!