みなさん、あけましておめでとうございます!
2024年の最初のテーマは、「仕事/働き方」をテーマとする〈ワークスタイル・デザイン〉。
この数年間は、コロナ禍で時短や休業、在宅勤務やリモートワークを推進する企業が増え、誰もがリセットを迫られた期間となったことだろう。
(とはいえ、また元の古い常識に戻り、古い働き方を強いる企業も続々と増えているので、それに引っ張られないよう我々は注意しなければいけない)
コロナ禍という世界的な惨事によって、ずっと提唱してきた〈LifestyleDesign.Camp〉式ワークスタイルの実現が一気に加速したと言えるだろう🌏
だからこそ——目先のことでも打算でもなく——あくまで自分の「ライフテーマ」を忘れずに、メソッドに沿って仕事を、働き方をデザインすることだけは忘れないようにしてほしい。
自身を「大樹に例える思考」を忘れずに、混乱と高速変化が日常化したVUCA時代を生きていこう。
「葉」をすべて落とすことを恐れず、「枝」を折れないようにしなやかに動かし続け、「幹」をどっしりと構えて、「根」をゆっくり確実に地中に伸ばしていく。
いまこそ「自分にとっての〝枝葉〟とは?〝根幹〟とは?」と問い続けること。
「これは譲れないと思ってたが、実はただの〝枝葉〟だったかもしれない」という、しなやかさを忘れないこと。
〈ワークスタイル・デザイン〉第1回目となる今週は、
仕事の形態や働き方といった「How to」ではなく、「本質」や「真髄」、まさに「根幹」の部分を見つめ直していただこう。
【仕事とは何か、人はどうして働くのか】
ぼくらは「仕事/働くこと」に人生の時間をどれくらい費やしていると思うだろうか?
〝仕事〟にはどんな意味があるだろうか?
何のために〝働く〟のだろうか?
多くの人は、仕事を「忙しく動き回ること」「たくさんの人とつながること」だと思い込んでいる。
しかし、それは間違い。
大量のタスクをこなすだけ、ただ人とミーティングしまくるだけは「仕事」ではない。それはただの「忙しいだけの生き方」だ。その「なにも生み出さない状態」が続くと、人生は「ノイズまみれ」のまま終わってしまう。