先週は、精神的にも、物理的にも、お金に振り回されずに生きるための第一歩として、
「ミニマム・ライフコスト」を把握することの重要性をお伝えした。

耳が痛いかもしれないが、
これを通らずして——お金の勉強も、マネーシステムの把握も絶対にできないと知っておいてほしい。

今回はそれを踏まえた上で「どのようにお金と関わっていけばいいのか」をお伝えしていく。

これは、
本当の意味で自由に生きるために必要な「お金と正しく付き合う技術=お金の知性(マネーリテラシー)」を身につけるトレーニングとも言えるだろう。

じっくり読んで実践してもらえれば、誰もが「行き過ぎた資本主義社会」を生き抜くための「マネーリテラシー」を身につけられると確信している。

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【今週の先出しハイライト】
・お金の正しい循環を信頼して、気持ちよく流し出せるようになろう
・「お金の使い方」を通してエネルギーを循環させ、社会的なメッセージを発信しよう
・不労所得の本質は、自分がもっている資産を他人のために使うこと
・共同幻想のもとに成り立っている「今のお金」に振り回されないようにしよう
・投資には様々な種類があることを再認識しよう
・投資とは、他の誰かへの応援として自分のエネルギーを投じること
・投資のリターンとは、つくりだした未来の流れからギフト(お返し)を受け取ること
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具体的な話に入る前に、まずは
どうしてぼくがこれほどまで、真剣にお金について考えるようになったのか、そのきっかけについてお話したい

 《Financial Design 02》「お金との歴史|前編」   の続き、つまり後編だ。
ぼくの実体験を通して、お金に対する認識を体感してもらえれば幸いだ。


Camp限定公開のかなり個人的なぼくの体験談。
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【ぼくのお金の歴史|後編〜ぼくの「お金の哲学」が完成するまで】

●お金への不信感が生まれる

幼少期から釣りや山歩きが好きだったぼくは、家の周りの里山や自然が壊される状況に強い違和感を覚えていた。

それでも、まだ残されている自然と触れ合いたくて、小学校高学年から中学を卒業するまで、
開発の手を逃れた、隣の市にある山上湖に魅了されてしまう


ツーリング用自転車で1時間半くらいかけて、月に何度も通った小さな湖。

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