『LOVELY GREEN NEW ZEALAND 未来の国を旅するガイドブック』
四角大輔, 富松 卓哉 , 長田 雅史 , 野澤 哲夫 (著)|2018/9/6発売
クラウドファンディングで300%を達成し
資金360万円を集めてNZ全国を回って取材した
四角大輔初の〝NZガイドブック〟は
おかげさまで好調!!
リーダーのぼくの独断と偏見と、仲間たちのセンスで、
本気でいいと思うものだけを紹介。
しかも、すべて最新情報!
北欧のセンスと先進性、ハワイの優しさと
大自然エナジーを持つ〝未来の国〟へ
さあ、この本を読んで旅立とう!
(Amazonはこちら♫)
ようこそ!
「知られざるニュージーランド」へ
初めまして、NZに暮らし、60ヶ国近くを旅してきた執筆家の四角大輔と申します!
ガイドブックのイントロとしては少々暑苦しくなってしまうが、少しだけお付き合いいただきたい。
ぼくが永住権を握りしめ、NZの大地へ降り立ったのは、2010年1月のこと。
そのわずか3週間前、2009年の大晦日「NHK紅白歌合戦」が放映されていた時、ぼくは、当時プロデュースしていた絢香がピアノ1本で『みんな空の下』を歌う現場にいた。それが日本での最後の仕事となった。
なぜぼくが、安定と高収入を捨てて、この国に移住してきたのか。それは、ここが日本にとって「未来の国」だからだ。
日本はこの20年間で、経済大国2位から失脚し、人口減や超高齢化社会、収束しない福島原発事故や異常犯罪の急増など、無数の社会問題と閉塞感に苦しんでいる。
かたや南半球に浮かぶ、幸福度の高い若くて小さな島国NZには、世界が憧れる知られざる魅力と、日本が目指すべき多くのヒントがあった。
「ヒップでクリエイティブな文化」
「弱者に寛容で、リベラルな社会」
「自由でイノベーティブな風土」
「アクティブでフレンドリーな人々」
「経済より、人の健康と環境を優先する国」
「ナチュラルで持続可能なライフスタイル」
「治安はよく、テロの脅威も、原発もない」
もう、挙げ始めるときりがない。
さらに、カフェ&フードカルチャー、社会制度、オーガニック、ITや起業、デザインや映像において先頭を走り、世界でもユニークな存在として異彩を放っている。
「星空、羊、牧場」だけじゃない
本当の魅力をガイドブックで伝えたい
なのに、日本人のほとんどが、そのことを知らない。
この小さな先駆者の「知られざる美しさ」を、愛する我が母国にちゃんと伝えたいと強く思い、自分なりの表現活動を10年以上行ってきた。
新聞や雑誌、SNSやウェブメディアで多数の記事を投稿し続け、『ソトコト』というエコ雑誌ではもう7年も(2019/01/30現在)、この国をテーマに連載をしてきた。
ラジオでも語らせてもらい、苦手なテレビでさえ、NZ特集を企画して出演したこともある。
それでも、ぼくが知っているこの国の真髄はなかなか伝わらない。
その一方で、ぼくに影響を受けた友人たち、例えば作家やアーティスト、経営者やタレントといった、世界中を見てきた多くの著名人たちが、実際にこの国に来てくれた。
ぼくなりのベストコースを伝授し、時間が合えば自らガイド役も買って出た。
驚くことに、「これまでのNZのイメージと全然違う!」と、ほぼ全員がこう口にしたのだ。
そこで、ぼくは重大なことに気付いた。「この国の魅力は、文字や写真、動画をどんなに駆使しても伝わらない。実際に旅して、自分の目でみて体感してこそ初めてわかる」ということに。
それこそが、ぼくがガイドブックを書こうと決心した理由である。
この国の本当の姿をギュッと凝縮した1冊を創り、「NZを旅したい!」と思ってくれる人たちを増やしたい。「とにかく一度でいいから、この国に来てほしい」そんなぼくの願いがこの本には詰まっている。
制作に際しては、恵まれたぼくのNZ人脈を頼り、1年がかりで声をかけ続けた結果、この国を心から愛する最高の仲間が集結。
NZ最大の日本メディア「NZdaisuki.com」代表・野澤哲夫、最も読まれてるNZ個人メディア「日刊ニュージーランドライフ」主宰・長田雅史、 NZに人生をかけた写真家・富松卓哉である。
「最新のNZを実際に自分たちで体験し、本気でいいと思うものだけを紹介する」という、ぼくの方針を形にするためには、緻密な長期取材が必要と判明。
その費用を募るためにクラウドファンディングを決行すると、わずか一日半で目標額120万円を突破。
最終的には、支援者614人、達成率300%を超える支援総額 366万円が集まったのだ!
そのおかげで、ぼくらは約2ヶ月間という取材ツアーを敢行でき、191の飲食店、52の宿泊、68のオーガニック関連施設、39のワイナリーを実際に訪問。
これらは、我々の情報網と、一般公募のなかから事前に厳選した物件ばかり。さらに執筆段階で、何日もかけて泣く泣く削る作業を行った。
その結果ついに、ぼくらが心からおすすめできるコンテンツがギュッと詰まった、最強のガイドブックが完成したのである。
日本と同様、ニュージーランドは
四季のある自然が美しい島国。
そもそもNZという国は「日本と姉妹国」と称されるほど類似点が多い。
赤道をはさんでちょうど日本の反対側にある島国で、時差はたったの3時間。国土は、日本と同じで南北に長い形をしていて、面積も近い。
ともに火山列島で地熱が豊富で、多くの温泉を有する。そして、最たる共通項は季節の移り変わりだろう。日本と同じく、はっきりとした四季があるのだ。
春には、釣り人たちは大きな野生魚を追い求めて川、湖、海へ向かう。町では花々が咲き乱れて緑が燃え上がり、深い森の中ではすべての命が歓喜する。
夏には多種多様な野菜と果物がテーブルを埋め尽くし、人々は水辺に繰り出して各地のビーチタウンと湖畔の町はにぎわいを見せる。
秋になると、人々はアウトドアやピクニックを楽しむべくさらに野外へ、自然の中へと繰り出す。町に植えられた木々が紅葉し、多くの食物が収穫期を迎えてカフェやレストランは一段と豊かになる。
冬は、各地の高山エリアには雪が積もり、スノースポーツが盛り上がる。雪が降らない平地では、恵の雨が降り、森と水域を潤すようになる。
季節ごとのアクティビティを楽しむだけでなく、この国の人々は日本人と同じく「旬」をとても大切にする。
飲食店やスーパーマーケットではいつも「Fresh & Seasonable(シーズナブル)」という言葉が飛び交い、マーケットでは季節に沿った新鮮な食材ばかりが並ぶ。
どの季節がベストシーズンということはなく、1年を通してNZをおすすめできるのは、いつ訪れてもやること満載で魅力的な四季が待っているからだ。
共通点だけじゃない、ある違い。
似たような小国だからこそ学べること。
NZは南半球なので、北へ行けば暖かく、南へ行けば寒くなる。日当たりのいいのも南向きではなく、北向きとなり、月の満ち欠けさえも上下逆になる。だが決定的な違いは次にある。
人口1億人を超える日本は、世界有数の経済大国。ゴミ処理場の数は世界一で、工場と車が多く、中国の影響もあり大気の汚染度は高い。
出生率は低く、労働時間の長さと睡眠時間の短さは不名誉なことに世界トップクラス。食料の多くを輸入に頼り、原発の数は、ロシアや中国よりも多く、米国とフランスに次いで3位。
かたやNZは、人口わずか480万人、経済はOECD加盟国で最小だが、WHOが発表した「空気のきれいさ」は世界第2位。
出生率も先進国上位で、「8時間労働」を世界初で採用した国だけに労働時間は短く、長期休暇日数はいつも世界上位に名を連ね、食料自給率は400%超というライフスタイル大国だ。
各国が視察に来るほど自然保護活動に積極的で、原発は一基もなく、電力再生可能エネルギー率80%という環境立国でもある。
戦後、奇跡の復興を遂げて大国の仲間入りを果たした日本は、経済成長を優先しすぎたあまり、多くの「大切なもの」を失ってしまった。
それは「健全な自然と食/市民の健康/安全なコミュニティ/社会の寛容性」といった、人が「真の幸福を」を得るために必要なものであり、そのすべてがNZには残っているのだ。
事実、それに気づいた他国の先進的な人々は、ずっと変わらず「あたたかい人間性」を維持し続ける美しいNZを、「未来の国」として見直すようになってきたのである。
〈All Photos by Takuya TOMIMATSU|富松卓哉〉
LOVELY GREEN NEW ZEALAND 未来の国を旅するガイドブック』発売中!
クラウドファンディングで300%を達成し、360万円を超える支援金をいただいて完成した『LOVELY GREEN NEW ZEALAND 未来の国を旅するガイドブック』は、日本ならAmazonや各書店で購入可能。
そして!実はニュージーランドでも買えることに!
ニュージー大好き.comから購入でき、しかも、お値段は送料込みで1冊NZ$25とお得!(日本では「¥1728=75円計算でNZ$23」なので♪)
*数に限りがあるのでお早めに。
四角大輔がナビゲーターを務めるニュージーランドフェアが代官山蔦屋書店にて開催!
▷NZフェア期間:2019年1月9日~2月24日迄
▷トークイベント日時:2019年02月02日(土)19:00~20:30
▷詳細&申し込み
https://4dsk.co/event/13327/
*ニュージーランド製品や、『LOVELY GREEN NEW ZEALAND 未来の国を旅するガイドブック』で紹介しているプロダクトへアプローチされたい方は、ぜひこちら