先日開催した、「高尾山リトリート」主催の山口剛さんと×LSD.Campパパママ部コラボ企画「高尾山 親子リトリート」


高尾山の美しい新緑の中、身体の芯からリラックスしてゆったりとしたパワーで満たされた、そんな1日をレポートしたいと思います。




この日は、私たち親子や高橋葉子さん家族や友人親子など計4組で、「高尾山」の中でも「北高尾」と呼ばれる場所歩きました。

この日はかなり暑い日だったのですが、この「北高尾」は樹々に囲まれ涼しく、高尾にはしょっ中来ている友人も「初めて来た!」とその静かな環境に驚き、感激していました。




そんな北高尾の自然を剛さんにガイドしてもらい回ったのですが、元々植物が好きな私にとって、そのお話一つ一つがとても興味深いものでした。

私の小さい頃は毎日草むらが遊び場で、遊びの中で植物の名前などを覚えている、そんな環境で育ちました。


そうして頭に残っていた知識は、知らない場所に行っても、そこに知っている植物があるだけでハッと嬉しくなって、その草花たちに対する親しみが増して行く、そんな手伝いをしてくれている気がします。

この日、初めて見る植物も含め、名前や効能、食べられるとか毒があるとか、そういうことをガイドしてもらいながらたくさん教えてもらったことで、親しみを感じる草花が増えて、より自然に繋がれる鍵をたくさんもらえたような、そんな気持ちになりました。


そして同時に、今まで気付かなかっただけで、自然がいつもたくさんのものを与えてくれていたことに気づかされて、自然の懐の深さみたいなのものを改めて感じました。




さて「高尾山リトリート」はこのネイチャーガイドだけではなく、身体のことを知り尽くした剛さんによるボディーワークが組み合わされているのが最大の特徴で、気持ちのいい空気の中、随所で簡単なボディーワークを行い、伝授してもらえます。

が、この日はちょっと特別で、

「ちょっと施術してみます?」


という剛さんの言葉と共に、急遽沢のほとりに「森の治療室」がオープンしました!!




剛さんによると

「身体が硬いことよりも、どちらか
にバランスが偏っていることの方が問題」

らしく、膝の裏に軽く触れると何となくその人の身体の状態がわかってしまうという剛さんに1人ずつ身体のバランスを整えて頂きました。

施術は「操体法」というものを基本に、剛さんの見立てで指示された通りに力を入れたり姿勢を変えていったりするスタイルで、簡単な動きの後、気付いたら硬くなっていたところがほぐれて、偏っていたバランスが均等に整えられていました。

そんな不思議な剛さんの施術の様子を見ているいると、

頭の中で、頭から足の先まで一つにつながってで見えてるんだろうなぁ、、、。

というのが見てとれて、世の中には色んなの施術や治療法などありますが、どの方法でもここまでのレベルで身体のことを感じ取られるという人は少ない気がして

そんな風に身体のことを感じられたら、さぞ面白いだろうなぁ!!

と思いながら、長年医療の世界にいた者として、なんだか羨ましいような不思議なものを見ているような気分で、見ていてとても面白い時間でした。


さて、そんなすごい技を持つ剛さんですが、実はうっかりな面もお持ちのようで、この日おやつに用意してくれていた高尾のお豆腐屋さんのドーナツを車に忘れてきていたことが発覚!!

急遽、剛さんなしで湧き水の場所を見つけ、お水を汲んでくる!というミッションが課せられました。

手がかりは
「地面が水で濡れてきたら近い」
という暗号のようなキーワード!!

そんな急に訪れたこのミッションが子どもの冒険心に火をつけてくれたようで、男子2人が率先して湧き水探しをしてくれました。




山を駆け足で進み続け、しばらく登ったところで

「あったー!!コップがある〜!!」

と嬉しそうに2人が下りてきました。

あとを追って辿り着くと、そこにはまさに情報通りの湧き水の汲み場が!!

突如訪れた予定外のミッションは、リアルネイチャーゲームのようで冒険気分と達成感を味わえて、これまた予定外の楽しい時間になりました。






そして15年かけて滲み出てきたという、ひんやり美味しい高尾の湧き水を汲み、無事合流した剛さんが最後にその湧き水を使って各々の希望の飲み物をつくって下さいました。

充実した1日の最後に、美味しいおからドーナツと、これまた美味しいお茶を飲みながらひと息つく時間は、何ともいえない至福の時間でした。




そんな風に大人たちがどっぷりと癒されてる間、子どもたちはというと、子どもは子どもの世界で自然の中、終始楽しそうに遊びまわっていました。

実は最近の私は、こういう時間って子供たちにとって何よりもと大切なんじゃないかと密かに感じていたところでした。

というのも地球一周旅した中で、昔のままの姿が残ってると思ってた国が、予想以上に西洋化してきている姿や、観光地化されていない小さな国にも大手のファーストフード店が立ち並んでいるのを見てなぜか悲しい気持ちになったり、逆にペルーなどで荒々しい自然の中、ひっそりと根を張って生活している人たちを見て
(大変だろうけど、このままでいてほしいなぁ、、、)
となぜか感じる自分がいました。

なんでそんな風に感じるんだろう?

そう考えた時に、発展に反比例するように「自然との繋がり」が薄れていってるのが悲しいんだ、そうわかった時になんだかストンと腑に落ちました。

私もそんな便利な生活を送っている一人なので偉そうなことは言えませんが、「自然との繋がり」が無くなって人が自然の一部というのを忘れて、自然より偉いと錯覚し始めることが、間違った方向へ行ってしまう最初の分かれ道になっている、そんな気がしました。

そして以前の学長と野口健さんのイベントで、健さんが子どもたちにカヤックを教える時に、ひっくり返った状態から元に戻る練習をすると、ひっくり返ったまま頭がフリーズして動かなくなってしまっている子が一定数いる、というエピソードや、一緒に山を登っていた大学生が、足を滑らせた時にとっさに何か掴むでもなくそのまま放心したように落ちていってしまったという話を聞いて、人が本来持っている本能的なものが働かなくなってしまっている気がして、何かとても危機感を感じました。

今の日本の子どもたちの世代はゲームやインターネットで実際に経験しなくても、たくさんの仮想体験ができる時代に入っています。

だからこそ実際に自分の身体で自然と繋がる体験というのが、これからいろんな選択をしていく中でとても大切になってくるような気が個人的にとてもしていました。

この日の高尾山リトリートで子どもたちは、たくさんの植物の名前を覚えたり、自然に興味を持ったり、とかそんな目に見える何かがあったわけではなくて、ただただ高尾山の今しかない新緑の中、楽しそうに遊んでただけでした。




でも、
「自然の中で思いっきり遊ぶ」
それってとても素晴らしいことだなぁ。

と、楽しそうな子どもたちを見ながらじんわりと感じた1日でもありました。




そしてゆっくりお茶を味わっている私たちに、剛さんが

「みなさんバランスがとてもいいと思いますよ。子どもと一緒だと、子どもの方に気が向きすぎる方もどうしてもいらっしゃいますから。」


とポツリと話してくれました。

この日お昼においしいお弁当をいただいた後、子どもたちは沢で遊びながら、お母さんたちは木陰でのんびり昼寝をしたり、思い思いにくつろいでいた時間がありました。

その感じがとてもいいなと思った。
そんなことを仰ってくれました。

私は常々、
「お母さんが自分中心でいることってすごく大切」だと思っているんですが、剛さんのそんなお話を聞いて

「子どもは自然の中で思いっきり遊んで自然を感じられて、お母さんたちは忙しい毎日からちょっと離れて、自分や自分の身体に目を向けられる。」

そんなこのプログラム。
普段は大人向けに開催されている「高尾山リトリート」ですが、実は親子向けにとっても良いプログラムだなぁ、、、と心から思いました。

そして、私は普段ほとんど運動をしていないので、トレッキングなどした後はちょっとした筋肉痛や疲労感がつきものだと思っていたのですが、この日は終わった後も次の日も、疲労感よりも身体の調子の良さが上回っているような、そんな新たな発見があった1日でもありました。

この日参加した葉子ちゃんと、また休みを持て余す夏休みや紅葉がきれいな秋にできたらいいね、と話していたので興味のあるCamperの方は、その時是非ご一緒しましょう!!

また、高尾山リトリートは週末に定期的に開催されているので、興味を持たれた方はぜひ体験してみてください。

以上、長くなってしまいましたが、緑さす北高尾で最高にリラックスした1日「高尾山 親子リトリート」レポートでした!!


最後までお読みくださってありがとうございました。