私とLifestyleDesign.Camp(以下LSD.Camp)の出会いは、前身のLife is Artにまでさかのぼる。
ある夜ふと
今とは少し違う
何か、もっとみんなが生き生きとして、
わくわくする世界がある気がする。
そんな想いでFacebookでわくわくする投稿を辿って行ってたら、Life is Artに辿り着いた。
その後ドキドキしながら人生初のイベントに飛び込み、そのままLife is Artに入会した。
↑記念すべき学長との初対面!!
|毎日浴びる言葉で起こったパラダイムシフト(2015-2016)|
その頃はまだ @学長/四角大輔 は学長ではなく、作家のジョン・キムさんとお2人でサロンをしていた。
入会した初のオンラインサロンで、日々ページを開くと私がまさに
世界が、こんな感じだったらいいのに。
とあのとき想像していた世界が、そこに広がっていた。
そして、
「自分の心に従って生きよう」
というメッセージに、密かに心躍らせながら、自分もそうなりたいと新しい世界に夢中になった。
そしてそんな言葉たちに日々触れていると、ある時、自分の中にちょっとしたパラダイムシフトみたいなものが起きていたことに気付いた。
それは、以前の
世界は変えられないものだから、
その仕組みの中で、いかに自分らしく
幸せに暮らしていけるかを探していこう。
というものから、
まず自分ありきで、その周りに
世界が作られていくのかもしれない。
世界はどんな風にも
変えられるのかもしれない。
という、うっすらとだけれど確信に近い感覚。
多分、お二人の言葉や、面白い生き方をするゲストの方の言葉に多く触れることで、遠くにあった世界が、身近で現実的なものに変わっていったんじゃないかと思う。
だからといって、そこから目に見えて何か変わったというわけではなかったけれど、それは、
何かが自分の中で根本からがらりと変わった
とても大きな変化だった。
|ひとつめの大きな挑戦 2016-2017|
その後Life is Artは、大輔さん1人で運営する現在のLSD.Campへと変わり、コメントなどを通じて私も、より積極的に関わるようになった。
そして、メソッドやサロンメンバー(以下Camper)とのやりとりを通して、
「自分らしく生きていくって、
どういうことだろう?」
「自分にしかできないことってなんだろう?」
そんなことを、以前より考えるようになった。
そんな中、普通の主婦だった私の中に、
自分というものを何か表現してみたい!
という欲求が少しずつ湧き上がってきた。
そして、ある日ひょんなことから知ったSNS起業という世界に飛び込んでみることを決心した。
それは以前の自分だったら考えられない、恐ろしく大きなチャレンジだった。
というのも当時の私は、今よりもっと人目を気にしていたから、当時主流だった「自撮りをして毎日発信すること」や、知り合いが見てるかもしれないところに自分の想いを発信したり、自分のサービスをオープンに伝えていくという行為に恐ろしく勇気が必要だった。
やり始めるまでは、
「あの人どうしちゃったの?」とか
「なんか変なことやってるらしいよ。」
と、コソコソ後ろ指差されたらどうしよう。
そんな恐れみたいな感情が、次から次にいくらでも浮かんできた。(THEネガティブ!笑)
でも、
やると決めた以上、やるしかない!!
そう腹を括って、崖から飛び降りる気持ちでスタートを切った。
そしていざ始めてみると、恐れていたような状況は全くなく、というか正確には似たようなことは多少あったけど、
自分さえ覚悟を決めていれば、そういうものはあまり気にならないもんだ。
と気付くことができた。
けれど、物事はそうそう上手くは行かず。
私は、多くの時間とお金をそこに費やしていて、
とにかく結果を出さねば!
結果が出るまでは頑張り続けよう!!
と駆り立てられるように、睡眠時間や家族との時間も削りながらその仕事に打ち込んでいた。
でも一向に思ったような結果は出ず、苦しい状況は終わる気配もない。
もう少し頑張れば状況が変わるかも!
そう思って頑張ってみるけれど、益々疲れて苦しくなっていく。
そんなギリギリの状態の時、開催されたLSD.Campのイベント。
そのイベントで、藁をも掴む気持ちで学長に会いに行き、相談させてもらった。
今すぐやめるように!!
と力強く私に言った。
長くなるので詳細は省くけれど、その時かけてもらった言葉は、時間が経った今でも
ああ、あの時学長が
言っていたのはこんな意味だったんだ。
と、当時とは違った感覚で自分の中に響く大切な言葉になっている。
「いくら行きたいゴールでも、
その過程が楽しくなかったら意味がない。」
「過程を楽しめず、なりふり構わず
頑張ってゴールに辿り着いたとしても
まったく意味がない。」
そんな言葉たち。
私は当時、自分に全くないものをたくさん持った、自分とは真逆のタイプの方に起業のあれこれを教えてもらっていて、
自分もそんな部分を身につけられたら、
自分をもっと高められるんじゃないか。
そんなふうに思って、がむしゃらに頑張っていた。
でも、そんな私に学長は
「自分にない足りないものを取り入れていくほど人生に時間はない。」
「そんなことは、
一生かかっても、誰にもできない。」
「やらなきゃいけないのは、
自分にしかできないことを伸ばして、
それを限られた人生の中で
どう役立てられるかを考えることだ。」
実際の表現は違っていたと思うけど、そんな意味の言葉をたくさんくれた。
そして厳しいくらいの愛と強い信念のこもった言葉を、怒ってるかもと思えるほどの強い口調で、往生際の悪い私に伝え続けてくれた。
人にはそれぞれの良さがある。
歪なままでいい。
そんなことは、学長の発信するメッセージの最初の最初に出てくることなのに。
そんな簡単なことさえ、見失ってしまうほど、欠けてる部分埋めなきゃと当時は自分を追い込んでいた。
そして最後は
「今やめると言わなかったら絶交する!!」
という学長の迫力に圧倒されて、私はそのチャレンジをキッパリやめることにした。
↑この日、学長に相談する機会を作ってくれた、現事務局の@じゅんじゅん/浅野純子は、この時からCamperを陰で支えてくれる存在。(この図式も変わらずw)
------------------------------------------
完璧になろうなんて無理だし
そもそもならなくていい。
そんな言葉に、今なら心底納得できる。
でも今そう思えるのは、あの時、何者かになろうと勇気を出して挑戦して挫折するという経験をしたからこそだと思っている。
だからきつい経験だったけど、
あの時のチャレンジした自分に拍手を送りたい。
そして、ちょっと前ならやろうとすら思わなかった「自分を表現すること」について目を向けさせてくれて、実際「やってみよう!」と思える私を作ってくれた、あの頃のLife is ArtとLSD.Campに、本当に感謝している。
改めて振り返ると、あの時学長がかけてくれたたくさんの言葉は、焦って華やかな何かを手に入れようとしてた私に、ゆっくりでも自分の道を行けという 「Long Slow Distance」を教えてくれるようなメッセージだったと、今改めて感じている。