愛知県岡崎市にある茶農家
「ツバメと茶畑」へ、
新茶シーズンのお手伝いに行ってきた。
※Camper(@さあか/石塚さやか 茶農家 さん)の茶畑
以前も一度、
茶畑の草取りに参加したことがある。
でも今回は5月。
新茶のシーズン。
茶畑の空気も、
そこに集まる人たちの熱量も、
前回とはまた少し違っていた。
最近、茶道に興味を持ちはじめて、
抹茶や緑茶を飲む機会が増えてきた。
でも、飲んでいるお茶が
どんな場所で育ち、
どんなふうに収穫されているのか。
そこまでは、
まだほとんど知らなかった。
だから今回は、
お茶を「飲む前の現場」に
触れに行ったような一日だった。
新しい体験と交流も楽しく、
青春を感じた1日を書き留めておく。
【目次】
・人生で初めて見た、新茶の収穫
・水出し緑茶が、驚くほどおいしかった
・お茶をきっかけに、人が集まる
・夕暮れに思い出した、小学生の頃
人生で初めて見た、新茶の収穫
※お茶を機械で収穫している場面
今回いちばん印象に残ったのは、
茶摘みの現場を見られたこと。
機械でお茶を摘むところなんて、
人生で初めて見た。
茶畑の畝に沿って機械が進み、
摘まれた茶葉が大きな袋に入っていく。
その袋が、
まるで大きな鯉のぼりみたいで、
中に茶葉がふわっとたまっていく。
ただの作業風景かもしれない。
でも初めて見る僕には、
それがとても新鮮で、
少し美しく見えた。
頭ではなく、
目の前の景色として知る。
それだけで、
お茶との距離が
ぐっと近くなった気がした。
同時に、
収穫は大変だとも感じた。
茶葉を摘む。
袋を運ぶ。
草を引く。
体を動かす。
ひとつひとつは
地道な作業だけど、
その積み重ねの先に、
僕たちが飲む一杯のお茶がある。
普段は完成したお茶だけを
見ているけれど、
その前には、
土があり、
草があり、
人の手があり、
季節のタイミングがある。
そのことを、
新茶の茶畑で実感した。
水出し緑茶が、驚くほどおいしかった
※休憩中にこちらのお茶が用意され、飲ませていただきました(お手伝い参加のお礼として、1商品がいただけます)
休憩中にいただいた
水出し緑茶が、
本当においしかった。
渋みや苦味がほとんどなく、
すっと体に入ってくる。
でも薄いわけではなく、
甘みなのか、旨みなのか、
どこか果物のような
やわらかさがある。
ごくごく飲めるのに、
ちゃんと余韻が残る。
「市販の緑茶と
味がまるで違う」
そんな驚きがあった。
茶畑の景色、
山の空気、
作業する人の姿を見たあとに飲むお茶は、
やっぱり違う。
味だけではなく、
その土地の風景まで
一緒に飲んでいるようだった。
お茶をきっかけに、人が集まる
この日は、
全部で7人くらいの人が
お手伝いに来ていた。
職人さん。
主婦の方。
農業に興味がある人。
茶畑に入れる機会が珍しくて来た人。
お茶のカフェを考えている人。
年齢も仕事も背景も違う。
でも、
みんなの中に共通して
「お茶」や「自然」への関心がある。
だから会話が自然だった。
お茶のこと、
農業のこと、
暮らしのことへと
話がゆるやかにつながっていく。
こういう場は、
すごくいいなと思った。
ただ作業をしに来たというより、
お茶をきっかけに、
人と人が出会い、
自然の中で同じ時間を過ごしている。
その空気が心地よかった。
夕暮れに思い出した、小学生の頃
朝から夕方まで
一日お手伝いをして、
夕方の休憩で山の向こうの光を見た。
そのとき、
なぜか小学生の頃を思い出した。
暗くなるまで運動場で
友達とサッカーをしていた頃。
本当はまだ遊びたい。
でも、そろそろ帰らなきゃいけない。
「早く帰ってきなさい」
と言われるまで、
ただ夢中で遊んでいた時間。
今日の茶畑で感じたのは、
あの感覚に近かった。
体を動かして、
自然の中にいて、
人と話して、
黙々と作業する時間もあって、
気づいたら一日が終わっている。
疲れているのに、
気持ちはすごく軽い。
「今日はたーくさん遊んだな」
小学生のときに感じた
あの感覚が残っていた。
大人になってから味わう、
青春のような一日。
茶摘みだけではなく、
いろいろな感覚を受け取った
充実した時間だった。
こういう夢中になれる時間を
暮らしの中に増やしていく方が、
自分のとって余計なものは
自然とそぎ落ちていくのかもしれない。
@さあか/石塚さやか 茶農家 さん
今回もすてきな時間を環境を
ありがとうございました。
ツバメと茶畑「新茶シーズン」について
愛知県岡崎市にある茶農家
「ツバメと茶畑」。
一番茶だけをつくる茶農家として、
自然農法・草生栽培を大切にしながら、
茶畑と古民家を舞台に、
お茶づくりや体験の場を開かれています。
現在は新茶シーズンで、
お茶の収穫を支える
「助っ人メンバー」を募集されています。
内容は、
手作業での草引きや、
収穫袋を持って歩く作業など。
参加スタイルは、
単発・半日・宿泊など相談可能とのこと。
新緑の茶畑を見たい人。
お茶づくりに触れてみたい人。
自然の中でリフレッシュしたい人には、
とても心地よい時間になると思います。
開催情報や募集の詳細は、
ツバメと茶畑のInstagramで
確認できます。
▶公式Instagram

