※これは、体験談のつもりで書き始めたら
うっかり思想エッセイになってしまった
ブログです。
途中で話があちこち行きますが、
その揺れも含めて読んでもらえたらうれしいです。
地域がつながってゴミが循環する
**「TOKYO LOOP PROJECT」**
という活動をしている、まゆです。
ニワトリと暮らし、
生き物の行動を観察する中で、
「循環」や「人の立ち位置」について
考えるようになりました。
ニワトリの行動から見えた「循環」
さんぽに連れていった
ニワトリを観察していると、
草の食べ方がとても特徴的だと気づきます。
先端の、柔らかい新芽だけをついばみ、
根元までは食べない。
食べて、糞をして、
その糞が土の栄養になり、草がまた育つ。
「ああ、これが循環なんだな」と、
頭ではなく観察して得た気づきでした。
狭い庭では循環が成り立たなかった話
うちの庭は狭く、
新芽が育つスピードより、
食べるスピードの方が早い。
結果、ニワトリはどんどん食べ尽くし、
庭は丸裸の土になっていきました。
そのとき、はっきりと分かりました。
生き物は、
バランスがあってこそ循環する。
場が足りなければ、
どんなに自然な行為でも、
循環にはならない。
そこからふと、
モンゴルの遊牧民の
暮らしが頭に浮かびました。
彼らは定住せず、移動することで
土地を休ませ、回復させてきた。
循環する暮らしとは、
生き物の都合ではなく、
自然の回復速度に合わせた暮らしなのだと。
動物は生態系の中では消費者にしかなれない。
我々人間が、自然を消費し過ぎている
ことが、環境問題につながっているんだな
って思いました。
いくら自然を消費し続けている、
食糧危機が来る
と言われても、お店に行けば
溢れんばかりにある食糧。
廃棄されている現実。
これでは「分かる人」がいないのが
当たり前の世の中になるよなぁ。
循環は分かった。でも、自然は?
ニワトリを観察することで
循環の1事例を理解できた。
でも、
私は、
ニワトリによる自然循環を見ただけで、
自然そのものを知らないまま。
そう。表面をなぞっただけ。
どうやったら自然循環について知れるの?
坂田まさこさんとの出会い
そんな頃、
元Camperのみかりんが、
「まゆちゃん、絶対好きだと思うよ」と
声をかけてくれて行ったのが、
坂田さんの裏高尾のガイド。
その日、初めて知ったことだらけで、
情報量に脳みそがパンクしそうでした。
(👆おもしろすぎてみんなに伝えたいから
覚えたくって脳みそパンクしそうって意味のパンク)
例えば、
高尾山は、日本一、
植物の種類が多い山だということ。
その数は、イギリス一国と同じくらい。
木と菌の共生話、
植物のしたたかな繁殖戦略、や水循環の話、
渡り鳥の子孫へ紡ぐ食糧庫の作り方
などなど、その他盛りだくさん!
植物や生き物たちの個性、
食う・食われる関係、
お互いを活かし合いながら
生き抜いているストーリー。
そんな生き物たちを「愛でる」感じで
坂田さんがガイドしてくれました。
話を聞きながら、
鳥肌が立つほど面白かったのを、
今でも覚えています。
世界の見え方が変わった理由
坂田さんの話に、
「自然を守ろう」というものは
一切ありません。
生態系は、
守る“対象”ではなく、
世界が成り立つ仕組みそのものだという視点。
その中で、
食う・食われる関係は残酷なものではなく、
循環を保つために欠かせない関係として
語られます。
だからこそ、
絶滅危惧種だけを切り取って特別扱いする、
という考え方にも、違和感が生まれる。
生態系=「人間を除いた自然」
って思われがちだけど、
それ自体が近代的な分断の考え方。
本来の生態系は、
• 植物
• 動物
• 微生物
• 土・水・空気
• そして 人間
ぜんぶ含んだもの。
だから、
• 人間の暮らし
• 経済活動
• 農業
• 都市
• ゴミ
• 病気
• 争い
全部、生態系の一部として起きてる。
「人間が自然を壊している」
という言い方も、
実はちょっと違和感で。
“生態系の中でバランスを崩した
行動をしている生き物が、人間”
そう捉えた方が私はしっくりきた。
自然観が価値観の話につながった理由
さらに印象的だったのは、
自然との関わり方の話が、
思想につながっていったことです。
坂田さんは、生態系だけでなく、
民族学、日本の土壌、日本人の自然観、
近代以降の価値観の変化などについても
教え続けてくれています。
知識や知見が底なし。😅
私にとって、特に強く残っているのが、
東洋哲学と西洋哲学の違いから、
東洋哲学を知る。みたいな内容の会。
日本人は本来、
自然と切り離されない世界観を持っていた。
でも明治以降の150年で、
急激に西洋的価値観に切り替わった。
その結果、私は
ずっと違和感を抱えながら
生きている人が
多いのは、本来東洋的価値観が
DNAに刻まれているのに、
西洋的価値観で生きていることが
原因なんじゃないか。と思いました。
(わからないけど、
自分がそうだったから
そうなんじゃないかって話)
今、私が立っている場所
最近の私は、
ガイドに参加するよりも、
生態系の回復そのものに
関わることが増えています。
生き物が生きられる場所が、
ちゃんと「戻る」こと。
そこに本質があると感じているからです。
坂田さんは物事をハッキリ、キッパリ
(時にバッサリ。笑)伝える人です。
そのやりとりの中で、
自分では当然だと思っていた価値観が、
実はそうでもなかったことに
気づかされる場面が、何度もありました。
自分の価値観は、
自分ひとりでは見えない。
それを実感として教えてくれたのが、
坂田さんでした。
そう。きっとこのブログも
「まゆちゃん、ここの理解は違う。笑」
とハッキリ伝えてくれる箇所があると思います☺️
おわりに
このブログでお伝えしてきたことは、
坂田さんから学んだことをベースにしつつも、
私自身が考えたり、気づいたりしてきた
ことの方が、実は多いです。
ただ、その「考えるきっかけ」や「気づきの扉」をいつも自然に開けてくれるのが、
坂田さんであることが多いです。
これは私が、
「どう生きると、納得(しっくり)できるのか」
を探してきた、その途中の記録。
正しさを手に入れることよりも、
視点が変わること。
そして、自分の価値観を知ること。
それだけで、
世界の見え方も、人との関係性も、
驚くほど変わっていくことを、
私は体感してきました。
ちなみに私は、基本ナマケモノ。
家でゴロゴロしているのが大好きです。
そんな私が、
重い荷物を持って、
片道3時間かけて山へ行き、
笹と格闘し、沢の整備をする。
…これが、もう、めちゃくちゃ楽しい😂
しばらく間が空くと、ウズウズしてくるほど。
それはきっと、
「何をやるか」よりも、
現状をきちんと把握して、
生き物たちが循環できる場所をつくり、
人も生き続けられる未来につながる
小さな一歩になっていると、
自分の中で確信できているからだと思います。
そんな 坂田ワールド を、
オンラインで体感できる時間があります。
3/8(金)20:00スタート
「自然って、なんだろう?」
ー問いが芽吹くオンライン対話ー
ぜひ、ご参加ください。
次のブログでは、
「坂田まさこって、何者なの?」
をテーマにお届けします。
どうぞ、お楽しみに☺️
@じゅんじゅん/事務局・志知純子
こちら出会編🫶

