暮らしを紡ぐひと        兼     
 国産材で木造住宅を!という想いで住宅設計をしている人        兼   
大学生と高校生の母親        ワダジュンです。
最近入会された方、はじめまして!


「森、山でたいせつに育てられる木」        と    「地球の偉大な素材、森の土壌」の間に
なんとかして「ひとびとの家づくり、暮らし」というものをしっかりLocteできないかを思案する日々です。


気持ちのむくまま林業、製材現場への取材をし問題をもっと知るところから動きはじめています。
あとは、サスティナブルな家づくり、しあわせにつながる住まいの持ち方、
などを一般の方々に知ってもらいたいな、とインスタグラムなどにも取り組んでいます。
(もともと発信はすごく苦手でしたが、住宅設計業界に25年強、いるからこそ感じる気づきや
問題点等をユーザーの方々におつたえしたいな!というのが勝ちました)




どうしてもブラック業務になりがちな設計実務。それらからいったん距離をとり、フルリセットを満喫しつつ体と空間といった身近なところからゆっくり整えています。



さて、今回はキャンパーズコラボレーションの映像    公開のおしらせです。
自然発生的にできたトリオ。それぞれが、アーティスト。
とても純粋に    Creationにむきあいました。
そしてていねいに、ひとつの作品にまとめることができたと思います。






@ひろ/高田拓明                     
                     やさしい音を奏でるピアニスト
@タケちゃん / 馬場 猛             
                       こころの奥深くにとどける 映像クリエイター

@ワダジュン/和田 純         
                    思いっきり遊ぶように小屋一軒を リノベーションした人


ひろくんは、小屋に滞在していたその夜と翌朝に音のスケッチがさらさらと
生まれたとのこと。その音源をたいせつに持ち帰り、楽譜におこしていったそうです。
そして、最終の仕上げのときには再来し6日ほど小屋にこもりっきりになり、
この地でピアノを弾き、仕上げていました。
それはまるで「つるの恩返し」のような、ひっそりとしたふれてはいけない期間のようでした。
あのときアスリートのようでした、ひろくん。



たけちゃんは、春夏秋冬。取材、滞在体験、撮影をしてくれました。
わたしが提出した  膨大な量の素材(工事前、工事中、完成後写真など)を
たけちゃんの目線で    ひとつのストーリーに織りあげてくれました。
途中なかなかピースが埋まらず、しばらく寝かせる時間、また追加取材などがあり、
映像をつくりはじめてから一年以上かかったような気がします。



わたしは、ただやってみたい!つくりたい!という気持ちをもって
解体屋さん、大工さん、手伝いさん、運び屋さん、ペンキ屋さん、タイル屋さん、左官屋さん、
家具屋さん、内装屋さん、デザイナー、監督さん、外構やさん。という職種を広く浅くやって、
ひとつのシンプルな住空間を完成させました。
もらいもの、余りもの、取り置きものをうまく用いよう!と、できる限りのサスティブルにも挑みました。(くわしくは映像で)

わが子たちを巻き込んで施工したことで、「自分たちで家を触れるんだ!」という経験をさせたことが、実はなかなか意義深いことだったのでは?と思っています。
住まいのプロでありながら想定していた予算の3倍にふくれあがるという、経験したくはない
恐ろしい経験もしましたよ!


15分とすこし長い映像ですが、よろしければどうぞご覧ください!