今年から縁あって
山梨県北杜市で田んぼをやることになりました。
元々、東京・高尾山の麓の田んぼを５年ほどやらせてもらって
いましたが、今年からそこは離れることになり
農仲間からスカウト？してもらって
新たに広い田んぼをはじめることに。
田んぼの広さはなんと５反。
日本の田畑の面積単位にピンとこない方もいると思うので
ちょっと説明させてもらうと
１反は約１００ｍ×１００ｍです。
５０ｍプールの長さの２倍の長さの縦横ですね。
それが５つで５反です。
慣行農法だと１反でお米は約９～１１俵収穫できます。
お米１俵は６０キロ。
慣行農法だと５反で３トンほどのお米が採れます。
でもぼくらは自然農法・自然栽培なので
もう少し少なくなると思うけれど
北杜市は日本一日照時間の長い市なのと
八ヶ岳からの湧き水という水にも恵まれているので
２トン以上は採れるんじゃないかなあと見込んでいます。
これをぼく含め６名ほどの仲間とやっていきます。
一応、田植えは全部終わって
これから草取りや畦（通路）の草刈り作業をして、
秋の稲刈り・収穫を目指します。
売るほどお米を育てるので
自給自足を超えて、もはや「農業」。
こんなことをはじめるとは年頭には
思ってもいませんでした。
年々広がる耕作放棄地を少しでも活用して
多様性のある生き物たちがいっぱいいる
気持ちのいい自然な農で、
農薬・化学肥料・除草剤３点セットの
慣行農法９９.８％の日本の農業に
ごくごく小さいですが風穴を開けていきます。
実はここＬＳＤ.Ｃの仲間もひとり
この田んぼに参加してくれています。
もし田んぼなど興味のある方がいたら
一緒に作業しませんか。