この社会では、多くの人がお金に〝精神的にも物理的にも〟支配された状態になっている。
「自分はその〝支配下〟にある」と知り、そのシステムを客観的に理解しない限り、本当の意味での
「自由で豊かな人生」を手に入れるのは難しい。

そんなマネーシステムを嫌い、そこから脱却して生きる「世捨て人」になる選択肢もあったが、ぼくが選んだのは
「その仕組みを把握することで——マネーシステムに〝完全支配〟されないよう努め、その知識を人生デザインに役立てる」という手法。


マネーシステムから自分と家族を守るために、お金の仕組みを徹底的に勉強する

最低限の衣食住を確保し、自給自足ライフのバックアップとして仕事をする
マネーシステムと仕事を活用して、社会貢献と社会変革に挑戦する

お金には大きな〝負の顔〟があるかもしれないが
「便利なツールであり、大切な〝正のエネルギー〟」でもある。

〝正のエネルギー〟としてお金を扱うために重要なのは、
「精神的にも、物理的にも、お金に振り回されずに生きること」

その第一歩こそ——先週お伝えした
「ミニマム・ライフコストの把握」だ。
耳が痛いかもしれないが、
これを通らずしてお金の勉強もマネーシステムの把握も絶対にできないと知っておいてほしい。

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今回はそれを踏まえた上で「どのようにお金と関わっていけばいいのか」をお伝えしていく。
これは、
本当の意味で自由に生きるために必要な「お金との付き合い方=お金の知性=マネーリテラシー」を身につけるトレーニングとも言えるだろう。

じっくり読んで実践してもらえれば、誰もが「行き過ぎた資本主義社会」を生き抜くための「マネーリテラシー」を身につけられると確信している。

具体的な話に入る前に、まずは
どうしてぼくがこれほどまで真剣にお金について考えるようになったのか、そのきっかけについてお話したい

《Financial Design 02》「お金との歴史|前編」  の続き、つまり後編だ。

Camp限定公開のかなり個人的なぼくの体験談。
↓↓↓↓



ぼくの実体験を通して、お金に対する認識を体感してもらえれば幸いだ。






ぼくのお金との歴史|後編〜ぼくの「お金の哲学」が完成するまで


●お金への不信感が生まれる

幼少期から釣りや山歩きが好きだったぼくは、
家の周りの里山や自然が壊される状況に強い違和感を覚えていた。

それでも、まだ残されている自然と触れ合いたくて、小学校高学年から中学を卒業するまで、
開発の手を逃れた、隣の市にある山上湖に魅了されてしまう


ツーリング用自転車で1時間半くらいかけて、月に何度も通った小さな湖。

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